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紀伊半島

奥大和でアートに触れながら自然を歩き、美食も訪ねよう

吉野町

2020年にスタートした「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」。奈良県の「奥大和」と呼ばれるエリア内の世界遺産や歴史遺産を含む大自然の中を歩き、途中に点在する作品を通して奥大和の魅力を最大限感じられるという唯一無二の芸術祭です。今年も現在開催中で、開催エリアが実は奈良県・紀伊半島地域と重なっています。

 

こんな芸術祭、ほかにないかも!

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の起点となる吉野町、美しい自然と長い歴史に育まれた下市町、世界遺産に含まれる「大峯奥駈道」が縦走する下北山村が、今年の舞台です。

定められたコース内に設置されたアートピースを鑑賞しながら、大自然を感じつつトレッキングする、これが「MIND TRAIL」の楽しみ方の基本です。
誰でも参加できますが、ご参加の際は必ず動きやすい服装で。ただし天候や気温の変化があるので、脱ぎ着しやすいものがおすすめです。全天候に対応できる服装でお願いします。

 

著名アーティストの作品が目白押し

MIND TRAIL」では、全体をプロデュースする齋藤精一さんを中心に、地域ごとに著名アーティストがディレクションを手掛けています。展示作品はもちろん、パフォーマンスやインスタレーションなど、さまざまな作品が発表されていますが、そのうち一部をご紹介します。

【吉野町】徘徊するゾンビーズ(パフォーマンス)/副産物楽団ゾンビーズ

副産物楽団ゾンビーズによるパフォーマンス作品で、次回は11月12日(日)開催予定。廃棄物を使った手作りの楽器を携え、吉野の街を練り歩きます。

【吉野町】廃景/副産物産店(山田毅+矢津吉隆)

吉野エリアをディレクションした矢津吉隆さんのインスタレーション作品制作途中で出た廃材を森の空間に設置しています。

【下北山村】Because, you are here./Hertz (Discont + Riki Osawa)

村の中に散らばった言葉を専用のアプリを使って繋いでいくと、オリジナルの詩が生まれるという作品です。

下市町エリアでは主にSKWATによる作品が展示されています。

  • MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館
  • 会期 2023年9月16日(土)〜11月12日(日)
  • 会場 奈良県 吉野町、下市町、下北山村
  • 入場料 無料
  • HP https://mindtrail.okuyamato.jp
  • ※サイト内では、温泉など各エリアのおすすめスポットの紹介もあります。
  • お問い合わせ先 奥大和地域誘客促進事業実行委員会事務局(奈良県 奥大和地域活力推進課内)TEL0744-48-3016(月曜〜金曜の8:30〜17:15 ※土曜・日曜・祝日を除く)

  

奥大和に興味が出たところで、美食もいかがですか?

奈良県紀伊半島に位置する吉野の名産品といえば、葛。そんな希少食材の葛を使ったメニューを提供するカフェ「TSUJIMURA」をご紹介します。奥大和に出かけたら、ぜひ立ち寄ってみたいお店です。
当然、お店では「くず切り」などがいただけますが、オンラインでは葛を使ったお菓子やくず湯、もちろん本葛も販売しています。

なかでも伝統的な製法による葛菓子の数々は、5種類の砂糖を使うことで絶妙な5色を表現した芸術的なもの。吉野本葛ならではのなめらかなくちどけをベースに、それぞれの風味の違いを楽しめる、まさに大人のお菓子です。ギフトに喜ばれそうなシンプルでおしゃれなパッケージにも注目です。
トレッキングのお供にもぴったりかもしれませんね。

オンラインショッピングはこちらから

  • TSUJIMURA / Cafe Kiton
  • 奈良県吉野郡吉野町吉野山950
  • TEL0746-32-3032
  • 営業時間 10:00~18:00(17:30LO)
  • 定休日 火曜・水曜
  • HP https://tsujimura-yoshino.com/

  

取材協力/株式会社いろいろ

 

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