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ビール、お茶、サイダー…本当にココでしか買えない

山の水×地元味が生み出す「ご当地ドリンク」をお土産に

山林の豊かな土壌が育むのは、樹木や草花、動物だけではありません。源流にほど近い山地に住む人々にとっては、清らかな水も立派な資源のひとつ。その山の水を生かすべく、地元の農産物をミックスさせたオリジナルドリンク作りが、県内各地で行われています。美味しさはもちろん、注目したいのは見た目の可愛さ。買える場所が限られているため、現地で味わうだけでなく、お土産にもぴったりなんです。今回はクラフトビール、イチゴの緑茶&和紅茶、そしてサイダーをご紹介!

柚子、スギ、お茶…奈良産の原料が香るクラフトビール「グットウルフ麦酒」

東吉野村

旅で訪れた東吉野村のおいしい水と空気、そして村の人たちの人柄に魅せられた醸造家・石井啓順さんが、移住を決意。2020年8月に立ち上げた、奈良県で7番目のクラフトビールブランドが「グットウルフ麦酒」です。

ビール作りには難しいとされるpH高めのアルカリ水質の山の水で醸造してみたところ、スッキリと嫌味のない、ごくごく飲めるビールに仕上がったそう。同村で捕獲されたニホンオオカミが最後の捕獲記録であること、ビールがグッと飲めることから名づけられた「グットウルフ麦酒」。

同村で育てられた吉野杉のウッドチップを麦汁に漬け込んだ「良狼-ROU ROU-」や、村おこしの一環で生産されている柚子を使った「ゆずビー」など、4種+限定テイストで展開中です。ホームページからお取り寄せもできますが、ぜひとも石井さんの醸造所で山の空気と一緒に味わってみて!

  • グットウルフ麦酒
  • ・住所/奈良県吉野郡東吉野村大豆生145
  • ・営業時間/基本は土曜(13:00-20:00)と日曜(13:00-19:00)※訪問時はHPで営業日を確認
  • ・ビールの価格/「良狼」「黒ウルフ」「ゆずビー」各¥550、「MIPA」¥605 ※すべて1本あたりの税込み価格
  • 詳細・お取り寄せはコチラ

県内のデザイナー集団がプロデュースした、お風呂上がりの新定番「天の川温泉オリジナルサイダー」

天の川温泉オリジナルサイダー

天川村に新しく誕生したのが、温泉施設・天の川温泉のおみやげコーナー。ラベルもサイズ感もかわいい「天の川温泉オリジナルサイダー」(税込み¥231/本)は、お風呂上がりに喉をうるおす「ぷはーっ」はもちろん、お土産にも◎。ここでしか手に入らない新定番として、密かに人気を集めています。

  • 「天の川温泉」
  • ・住所/奈良県吉野郡天川村坪内232
  • ・営業時間/11:00-20:00(指定日は21時まで)
  • ・入浴料/中学生以上¥700、3歳~小学生¥300、幼児無料
  • ・休み/祝日以外の火曜
  • 詳細はコチラ

幻の名産をフリーズドライしてフレーバーを凝縮「洞川夏いちご」の緑茶&和紅茶

洞川夏いちご

一般的には冬によく食べられているイチゴですが、天川村で新名産として作られているのは、希少な”夏イチゴ”なんです。同村の洞川(どろがわ)地区の涼しい気候を生かしてハウスで栽培されている「洞川夏いちご」は、生産量のほとんどが県内外の契約先製菓店に納品されているので、地元の人でもお目にかかれることはめったにないそう。

この幻の名産品の存在と味を、少しでもみんなに知ってもらおうと、村をあげて作られた新しいお土産が「洞川夏いちご緑茶&和紅茶」。フリーズドライ加工したイチゴと県内産の茶葉をブレンドしたフレーバーティーは、生産量も少ないため、2021年8月現在、天川村でしか手に入りません。夏でも涼しく温泉もあるので、ぜひ避暑旅で訪れてみて。

  • 「洞川夏いちご緑茶&和紅茶」
  • ・価格/ともに1袋¥240、5袋入り¥864
  • 詳細はコチラ


※価格などの情報は取材時のものです。

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