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鹿児島県・大隅半島の美味しいお取り寄せ5選

鹿児島県・大隅半島の美味しい特産品5選

九州最南部で、鹿児島湾(錦江湾)の東岸に位置する大隅半島。西岸には向き合うように薩摩半島があります。鹿児島県曽於(そお)市以南の垂水市や鹿屋市などに加え、宮崎県の一部も含まれる大隅半島から、今回は鹿児島県エリアを特集します。鹿児島県のトレードマークでもある桜島、100万本のバラが咲くかのやばら園やウミガメの産卵地として知られる辺塚海岸など、大自然の観光地に恵まれたこの地域には魅力的なグルメも盛りだくさん。
数多くの特産品のなかから、「半島は日本の台所」編集部が厳選した5品をご紹介します。

鹿児島県・大隅半島はわたしがナビゲートします!

 美坂理恵さんプロフィール

PROFILE

美坂理恵さん

1982年生まれ。大隅半島の鹿児島県垂水市出身。明治学院大学を卒業し、2005年にMBC南日本放送に入社。アナウンサーとして、テレビ『MBCニュース』、ラジオ『私たちの作文』などを担当している。趣味はサッカー観戦、パン活。特技は、早寝早起き。鹿児島の好きなところは、豊かな食材とそれを美味しく料理してくれるステキなお店が多いところ。

■公式Instagram(@misakarie

発表! 鹿児島県・大隅半島のおすすめ特産品5選

希少な豚を使ったプレミアムハンバーグやほっこりとした優しい味のカンパチの昆布巻き。大隅半島自慢の柑橘を使ったゼリーやショコラなどのスイーツまで、地元食材を活かしたグルメが勢ぞろい。垂水市出身のMBC南日本放送アナウンサーの美坂理恵さんにレポートしてもらいました!

幸福豚ハンバーグ・ソーセージ詰め合わせ

手作りのハンバーグとソーセージ3種がセットになった「幸福豚ハンバーグ・ソーセージ詰め合わせ」。製造するふくどめ小牧場は鹿屋市にある家族経営の養豚場で、ヨーロッパでは“幻の豚”と呼ばれている「サドルバック」と、それを品種改良して作ったオリジナル豚「幸福豚」を飼育しているのが特徴です。その管理は徹底されており、エサは自家配合した飼料を、水は新鮮な地下水を与えて、ストレスの少ない環境でのびのびと育てています。こうした手間暇をかけることで脂の旨みがたっぷりで柔らかな肉質の幸福豚を作り上げます。
この最高級のお肉を加工するのは、一流の腕前を持つシャルキュティエ・福留洋一さん。ドイツで8年間修行し、国家資格であるマイスターを取得した日本では数少ない凄腕の一人。洋一さんは「幸福豚という最高の豚の素材の魅力を最大限に引き出すためにシンプルな加工を心がけている」と話します。

「幸福豚ハンバーグ」は、赤身、すね、背脂、頬脂などの部位を合わせたお肉に、甘く炒めた玉ねぎを混ぜた人気商品。素材の味を活かすため、スパイスは塩、胡椒、ナツメグのみ。シンプルな味付けながら、その味はソースがいらないほど濃厚で、幸福豚そのものの旨味の強さに驚かされます。さまざまな調理ができるのも、この商品の魅力。おでんのタネや鍋料理、ミートボールにしても美味しくいただけますよ。
ソーセージは、パリッとして歯ごたえのある「あらびきソーセージ」。にんにくとにらの香りが食欲をそそる「にんにらソーセージ」。シンプルなドイツ風ソーセージ「ブフェルツァー」。カリカリに焼いて食べる焼きソーセージ「ニュールンベルガー」。以上の4種類のソーセージから、おまかせで3種類が届きます。

幸福豚ハンバーグ

【幸福豚ハンバーグ】お肉はふんわり柔らか。溢れ出す上質な脂に「豚肉の脂ってこんなになめらかで美味しかったんだ!」と驚きました。それなのに、後味はさっぱりしていて、スーッと口の中で溶けていくんです。食べたそばから、もう一つ食べたいと感じる絶品ハンバーグですね。
【ソーセージ】ほどよく塩気があり、とってもジューシーです。スパイスやハーブが効いています。パンにソーセージ、キャベツのサワークラフトをはさんで、マスタードをかけて食べると最高のごちそうパンになります。大好きなクラフトビールとも相性抜群です」(美坂さん)

  • 幸福豚ハンバーグ・ソーセージ詰め合わせ ¥5,400(税込)
    (幸福豚ハンバーグ(80g×9個)、ソーセージ3種※)
  • ※ソーセージは以下4種より、3種おまかせでの発送となります
  • ・あらびきソーセージ120g
  • ・にんにらソーセージ110g
  • ・プフェルツァー110g
  • ・ニュールンベルガー(焼きソーセージ)120g
  • 商品の購入はこちら
  •   
  • 【2023年4月1日以降はセット内容が下記の通り変更となります】
  • ・幸福豚ハンバーグ(100g×2個)×3パック
  • ・ソーセージ(110g/4本入り)×2種
  • ・フライッシュケーゼ(100g)
     
  • ▼商品のお問合わせ先
  • ふくどめ小牧場
  • 鹿児島県鹿屋市獅子目町81-1 TEL0994-48-2324
  • ■公式Instagram(@fukudomesmallfarm


だいたんなゼリーとだいたんなショコラの組み合わせ6個セット

「だいたんなゼリーとだいたんなショコラ」というネーミングに、どこが“だいたん”なんだろう?と思われた方も多いのでは。じつは、南大隅町が誇る2つの柑橘「辺塚(へつか)だいだい」「たんかん」を掛け合わせているのです。南大隅町の観光名所・雄川の滝の入り口で「aqua base cafe」を営む31℃LINE花子がつくる、このゼリーとショコラには、皮も果実もグリーンで酸味が強い辺塚だいだい、みかんのようにオレンジで甘みの強いたんかん、それぞれの魅力が詰め込まれています。

「だいたんなゼリー」に使われる果汁は、たんかんのツブツブ感を味わってもらえるように、機械を使わず完全手絞り。さらに、オーブンで乾燥させた果皮を砕いて加えています。辺塚だいだいは、ゼリーだけでなくクリームにも混ぜられており、爽やかな酸味を演出しています。
「だいたんなショコラ」は、2種類のクーベルチュールに辺塚だいだいとたんかんの果汁を加えたビターなムース。食感を楽しんでもらえるように、カカオチップが練りこまれています。柑橘とチョコレートの相性は抜群で、チョコレート好きにはたまらない味わいになっています。

【だいたんなゼリー】柑橘類のなかでも糖度が高く、甘~いたんかんを果肉ごと味わえる贅沢なゼリーです。ゼリーと2層になっているクリームもさっぱりしています。秘密は辺塚だいだいが使われているからなんですね! 半解凍でいただくとシャリシャリとして、シャーベットのような食感が楽しめました。
【だいたんなショコラ】果肉たっぷりのたんかんソースとムースショコラは絶妙な組み合わせ。そこにカカオチップを混ぜることで、食感のアクセントが加わり、食べるのが楽しいスイーツになっています。濃厚なのに後味がさっぱりとしていて大人の味わいです」(美坂さん)

  • だいたんなゼリーとだいたんなショコラの組み合わせ6個セット  ¥2,640(税込)
  • (ゼリー3個、ショコラ3個)
  • 商品の購入はこちら
     
  • ▼商品のお問合わせ先
  • 31℃LINE花子
  • 鹿児島県肝属郡南大隅町佐多伊座敷3985  TEL080-5256-4959
  • ■直営店aqua base cafe公式Instagram(@aquabase_ogawawaterfall


kotobukicheese バラエティBOX 6種類

KOTOBUKI CHEESEは本土最南端にあるチーズ工場。運営母体である寿商会は昭和28年創業の老舗飼料販売会社で、その自社飼料で育てられたジャージー牛などの搾りたての生乳からチーズ作りが始まったそう。最大の特徴はミルクの豊かな風味と優しい味わい。雑味がなくナチュラルな味わいが評判で、「Japan Cheese Awards(ジャパンチーズアワード)」受賞商品も多数輩出しています。

なかでも「バラエティBOX 6種類」は、チーズ職人のこだわりが詰まった人気No.1商品。
「カノヤチーズ」は、爽やかな酸味とミルクのコクを味わえるクリームタイプのフレッシュチーズ。トーストにジャムやハチミツと一緒に塗って食べるのがおすすめです。ジャパンチーズアワード銅賞受賞。
②「燻製スカモルツァ」は、モッツァレラに塩を振って乾燥熟成させ、リンゴの木で燻製したセミハードタイプのチーズ。輪切りにしてフライパンで焼けば、チーズが伸びる楽しみを味わえます。
③「塩漬けモッツァレラのオイル漬け」は、塩漬けして水分を抜いたチーズをハーブオイルと瓶詰めしたもの。料理のアクセントとしても重宝します。
④「モッツァレラとドライトマトのマリナード」は、トマト、カレー粉、オニオンなどを加えたマリネ液にチーズを漬け込んでおり、スパイシーな風味を堪能することができます。
⑤「味噌漬けモッツァレラ」は、一日かけて水分を抜いたチーズを地元・鹿屋の甘めの合わせ味噌に漬けた、お酒と相性ぴったりのチーズです。
⑥「MEGUMI」は、生乳の美味しさをそのまま味わえるセミハードのゴーダタイプ。3カ月かけて熟成されたチーズには旨みが凝縮しています。

「6種類のなかから、カノヤチーズ、燻製スカモルツァ、塩漬けモッツァレラのオイル漬けをいただきました。
【カノヤチーズ】ミルクのフレッシュさをしっかり感じられることに驚きました。まろやかなコクとさわやかな酸味がとてもいいバランスです。口当たりがとっても滑らかで、クセがないので様々な食材との組み合わせを楽しめました。塩気の強い生ハムを合わせても美味しかったです。
【燻製スカモルツァ】フライパンでしっかり焼き目をつけると、外はカリっと、中はとろっとクリーミーに。何と言っても、燻製の香りが芳醇で、深みのある味わいが魅力的。赤ワインとのマリアージュが最高です。
【塩漬けモッツァレラのオイル漬け】モッツァレラのモチモチした食感がお気に入りで、何度も購入している一品です。オイルに塩・ハーブなどが入っているので、そのままお料理に使えるのも嬉しいポイント。トマト、アボカド、ベビーリーフと合わせるとドレッシングいらずのサラダになります。子どもも喜んで食べてくれますよ。私は白ワインと合わせて、そのままおつまみとしていただくのが好きです」(美坂さん)

  • kotobukicheese バラエティBOX 6種類  ¥3,200(税込)
  • (カノヤチーズ170g、燻製スカモルツァ70g、塩漬けモッツァレラのオイル漬け100g、モッツァレラとドライトマトのマリナード100g、味噌漬けモッツァレラ120g、MEGMI-鹿屋の恵み40g)
  • 商品の購入はこちら
     
  • ▼商品のお問合わせ先
  • Kotobuki cheese
  • 鹿児島県鹿屋市北田町5-5ファクトリー TEL0994-43-3552
  • ■公式Instagram(@kotobukicheese


母の手作り桜島巻き(大)6個入り

垂水市は養殖カンパチの生産量日本一を誇る街。脂の乗った上品な白身はお刺身でいただくのが定番!
…ですが、「カンパチは加工品にしても美味しい!」という魅力を広く伝えるため、カンパチの味噌漬けや瓶詰めなどを製造するみなみ水産冠八屋が、「母の手作り桜島巻き」を生み出しました。カンパチを昆布巻きにして、大隅半島の無添加醤油と奄美徳之島の黒砂糖で煮染めた、どこか懐かしさを感じる味わいが特徴です。三角形のフォルムは鹿児島県のシンボル・桜島をイメージしたもの。昆布巻きのなかには、カンパチだけではなく、にんじんやごぼう、地元・垂水で採れたインゲンが。野菜の食感がシャキシャキとしていて食べるのが楽しくなります。

鹿児島県の第51回水産物品評会で、水産団体長賞を受賞したこの商品は、“母の手作り”という名前の通り、みなみ水産冠八屋社長の和田さんのお母さんがひとつひとつ手作りしたもの。「召し上がる方の体のことも考えて作った」という母の愛が最大の隠し味になっているのです。

母の手作り桜島巻き(大)

「桜島を模した形ということで、見た目からも鹿児島愛が感じられますね。食べてみると、驚くほどたっぷりのお出汁を含んだ昆布の中に、カンパチがぎっしり詰まっています。噛めば噛むほど、カンパチ、お出汁、そして昆布そのものの旨味が溢れんばかりに口の中いっぱいにひろがって、とっても幸せな気持ちになれる一品です。手作りの優しい味わいに、ごぼう、にんじん、いんげん豆が食感のアクセントを加えていますね。品質のよい養殖カンパチは、私の地元・垂水市の自慢の1つ。丁寧に育てられたカンパチを使った桜島巻きから、垂水の魅力をより多くの方に知ってもらえたら嬉しいですね」(美坂さん)

  • 母の手作り桜島巻き(大)  ¥4,800(税込)
  • (約80g×6個入り)
  • 商品の購入はこちら ※小(約40g×12個入り)¥4,800も販売しています
     
  • ▼商品のお問合わせ先
  • みなみ水産 冠八屋
  • 鹿児島県垂水市柊原352-1  TEL0994-32-0677
  • ■公式Instagram(@kan8ya


kiitosチョコレート(スムースタイプ/クランチタイプ)

kiitosチョコレート(スムースタイプ/クランチタイプ)

鮮やかなデザインと桜島をイメージした台形型のチャーミングなパッケージが目を引くkiitosのチョコレート。鹿屋市にあるこのお店は、カカオ豆から一枚のチョコレートを作り上げる“ビーン・トゥ・バー”のチョコレート工房です。使用する材料は、カカオ豆ときび砂糖のみ(2022年より鹿児島県喜界島産の黒糖へ切り替え試作中)。5カ国6地域から取り寄せたカカオ豆の個性を最大限に引き出すため、豆の選別、焙煎、粉砕から最後の包装に至るまで全工程を手作業で丁寧に作り上げています。

現在、定番商品として販売しているチョコレートは7種類。いずれも口どけ滑らかなスムースタイプと、ザクザクとした食感が楽しいクランチタイプの2種類があります。(「コーヒー」のみ、スムースタイプの1種類)

「ガーナ」は、カカオとナッツの香りが強い、初心者にも馴染みやすい定番チョコレート。
「トリニダード・トバゴ」は、牛乳不使用なのにミルク感をしっかりと感じられます。
「コスタリカ」は、レモンのような爽やかな酸味とふくよかな甘みが特徴。
「ベトナム」は、干し柿のようなとろみと甘みを味わうことができる不思議なフレーバー。
「ペルー・グランチリリケ」は、希少なホワイトカカオを使用し、柑橘のような香りが漂います。
「ペルー・ヤパテラブランコ」は、ホワイトカカオとアマゾン地域のカカオを掛け合わせたハイブリッド種の豆を使用。青リンゴのようなフレーバーと、紅茶を飲んだ後のような余韻が特徴です。
「コーヒー」は、福岡県久留米市にある「COFFEE COUNTY」のコーヒー豆を使用して作った商品。チョコレートにコーヒーの酸味や香りがそのまま溶け込んでいます。

スムースタイプの【ガーナ】

「普段から仕事の合間の一息つくときにチョコレートをいただくのですが、ビーン・トゥ・バーチョコレートは全然違いますね!スムースタイプの【ガーナ】をいただいたのですが、フルーツのような酸味だったり、カカオの香ばしさだったり、いろいろな味が詰まっているので、ひと口ですごく満足感があります。これぞ、大人の贅沢という感じがしますね。桜島型の台形チョコレートは三角形のピースで作られていて、すぐに小分けにできるのも嬉しいです」(美坂さん)

  • kiitos チョコレート(スムースタイプ/クランチタイプ) 各種 ¥1,080~1,340(税込)
  • 商品の購入はこちら
     
  • ▼商品のお問合わせ先
  • kiitos
  • 鹿児島県鹿屋市天神町3629-1 ユクサおおすみ海の学校1階内  TEL0994-45-5731(NPO法人Lanka)
  • ■公式Instagram(@kiitos.cacao


次のページへ⇒〝ビーン・トゥ・バー〟チョコレート工房「kiitos」を現地取材してきました!

 美坂理恵さん

※価格などの情報は取材時のものです。

撮影/吉澤健太<ロケ>、相沢琢磨<スタジオ> 取材・文/小石原悠介

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kiitosの「チョコレート」

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