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南日本放送・森 万由子アナウンサーがナビゲート!「半島は日本の台所」がセレクトした

鹿児島県・薩摩半島の美味しいお取り寄せ5選

鹿児島県南部、桜島より西側に位置する薩摩半島。さつまいもや芋焼酎、黒豚などの名産地として知られますが、温暖な気候を生かしたお茶、フルーツなどの栽培や、かつおやまぐろの水揚げも盛んです。食文化豊かな薩摩半島の特産品から、「半島は日本の台所」編集部が5品を厳選!

MBC南日本放送アナウンサー・森 万由子さんにレポートしてもらいました。

     

鹿児島県・薩摩半島はわたしがナビゲートします!

PROFILE

森 万由子さん

1995年生まれ。一部が薩摩半島地域である、鹿児島県鹿児島市出身。鹿児島大学を卒業後、2018年にMBC南日本放送に入社。アナウンサーとして活躍している。ラジオ番組『ゆうぐれエクスプレス』『やくしまじかん』『錦江湾のなぎさから』などを担当。趣味は、サーフィン、キャンプ、釣り。学生時代には「初代ミス薩摩焼酎」を務めた経歴を持っている。
■公式Instagram(@mayukomori0411

発表! 薩摩半島のおすすめ特産品5選

枕崎市の特産品・かつおを使った珍しいポップコーン、全国放送の情報番組でも話題となった黒豚餃子、地元食材をふんだんに使った6色おはぎなど、地域の味を生かした絶品の特産品をピックアップ。実際に試食した森さんのコメントもご紹介します。ぜひ、お気に入りの一品を見つけてください。

enne cheesecake

お店の名前になっているenne(エンネ)とは、フィンランド語で「縁」を意味する言葉。鹿児島県日置市の3坪のお店から始まったチーズケーキ専門店は、その確かな味が縁を結び、今では全国の催事に声をかけられるほどの人気店です。一般的なチーズケーキと比べ、1.5〜2倍もの量の国産クリームチーズをたっぷりと使用する風味豊かな「enne cheesecake」の最大の特徴は、まるでテリーヌのようにしっとりとした口当たり。地元・日置市特産「鹿児島オリーブ」のオイルを生地に混ぜ、滑らかな食感に仕上げています。「フォークで差すというよりも、スプーンで掬うという方が合っている」と初めて食べたお客さんは驚くのだとか。

大人から子どもまで、誰からも愛される味を目指して作られたチーズケーキは、奄美大島の黒糖を使っており、甘さは控えめ。サワークリームを使用せず、酸味が抑えられているため、チーズが苦手な方にも喜ばれています。
さらに面白いのが、ブラックペッパーやオリーブオイルを少しかけると、お酒に合う大人のスイーツに変化すること。チーズと相性の良いワインはもちろん、黒糖を使っているので芋焼酎や黒糖焼酎とのペアリングもおすすめです。

「シンプルながらも洗練されたパッケージが可愛い! 箱を開けるとコロンとチーズケーキが出てきて、食べる前からワクワクしますね。口当たりはとてもミルキー。黒糖の甘さが柔らかいので、さっぱりと食べられるのも嬉しいポイントです。半解凍では、アイスケーキのようなシャリっとした歯触りが。全解凍だとふわっと柔らかな食感が楽しめます。半解凍と全解凍で異なる表情を見せてくれるので幅広い楽しみ方ができますね。紅茶やコーヒーに合うのはもちろん、個人的にはよく冷えた白ワインに合うと感じました。おうち時間、大切な友人へのお土産にぴったりだと思います」(森さん)

  • enne cheesecake ¥3,240(税込)
    (約7cm x 16.5cm x 4.3cm)
    商品の購入はこちら
  • ▼商品のお問合わせ先
    enne the cheesecake shop
    鹿児島県日置市伊集院町猪鹿倉1丁目4番3 TEL099-298-9760


かごしま黒豚餃子 20個(5個×4パック)タレ付き

モチモチの皮の中から現れるジューシーなお肉と、シャキシャキして甘みのあるキャベツ。ひぃ(ぼー)(げー)「かごしま黒豚餃子」は、ひと口で至福を感じられる逸品です。黒豚、キャベツ、ネギやニラまで地場産のもの。臭みの少ない黒豚を使うことで、肉の臭み消しのにんにくは少量に抑え、甘みの多いキャベツを使うことで、上白糖を使わずに十分な甘みを出しています。さらに、皮作りには驚きのこだわりが。なんと、使用するのは地元の個人宅に引かれている湧き水!神社に奉納されるお酒を作るためにも使われているこの湧き水を使うことで、皮に力が出て、薄いのにしっかりと弾力のあるモチモチの皮ができるのだそうです。

20年前、2002年にひっそりと始めた餃子作りは、使用食材に対する信頼性から全国区に広まり、百貨店の催事や、テレビで紹介されるほどに。2022年3月に朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)で紹介されて以降は、現在まで注文が殺到しています。

「5個ずつ包装してあるので、食べたい分だけ焼くことができ、1人でお住まいの方にもピッタリだと思います。小ぶりな餃子で、皮はもちもち。キャベツやニラといった具材の食感が楽しく、噛んだ瞬間肉汁が溢れ出します。程よく香るにんにくが食欲を刺激して、気づいたら20個焼いた餃子があっという間に無くなっていました。餃子のセットには、焼き方やタレのレシピが書かれた冊子もついていて、色々と試すのも楽しかったです。中でも感動したのが、わさび酢。第一印象では「これが合うの?」と、心配しましたが、わさびの辛みがアクセントになってクセになる味でした。ビール、ご飯に合うのはもちろんのこと、鹿児島の焼酎で作ったレモン酎ハイはさらにこの餃子の美味しさを引き立ててくれているように感じました」(森さん)

  • かごしま黒豚餃子 20個タレ付き  ¥1,166(税込)
    (5個×4パック)
    商品の購入はこちら
    ▼商品のお問合わせ先
    黒豚餃子工房 ひぃ坊家
  • 鹿児島県南九州市川辺町今田116-1  TEL 0993-56-5730


本枯れかつおコーン  1箱6袋入り

これがポップコーン?! かつお節の旨味に、ひとつ食べると手が止まらない! 編集部内で「ご飯にかけて食べたい」の声が続出したこの商品は、鹿児島県頴娃(えい)町の無農薬栽培のトウモロコシ農家・瀬川さんが開発した、珍しいダシ味ポップコーン「本枯れかつおコーン」。畑の土づくりから商品パッケージまで自社農園で一貫して行い、ひとつひとつ丁寧に作られたこだわりの商品です。味の決め手は、薩摩半島南部・枕崎市の特産品「枕崎鰹節」の本枯れ節。風味が強く、香り高い本枯れ節は、それだけでご飯のおともになるほどしっかりとした味わいが特徴です。その本枯れ節の粉末、花かつお、ダシ醤油を配合し、3〜4回の工程に分けて丁寧になじませることで、噛めば噛むほど味が滲み出る、深い味わいのポップコーンが完成します。

無農薬栽培のトウモロコシから無添加で作られるポップコーンは、安心して与えられる子どものおやつとして評判ですが、お酒のおつまみとしても人気を博しています。おすすめは、焼酎とのペアリング。かつおダシにはっきりとした主張があるので、芋焼酎のような個性のあるお酒にもよく合いますよ。

「サクサクとした触感が心地よいポップコーンです。噛めば噛むほど鰹節の香ばしさが広がります。まるでダシを飲んでいるような旨みが味わえるのもポイントですね。お子様のおやつにはもちろん、かつお節から滲み出る塩味はおつまみにもピッタリです」(森さん)

  • 本枯れかつおコーン 1箱6袋入り ¥3,000(税込)
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    ▼商品のお問合わせ先
    Sweet×Sweet


南さつま からすみのオイル漬け

無添加にこだわって作られる「南さつま からすみのオイル漬け」は、2022年3月におこなわれた「第55回鹿児島県水産物品評会」で農林水産大臣賞を受賞した商品。ANAの機内販売商品にも選ばれており、その特別感はギフトにもぴったり!

からすみは〝海のチーズ〟とも呼ばれますが、この商品を食べると、その理由がよく分かるはず。まろやかな口当たりとほどよい塩気、深い味わいが特徴で、一口食べるとからすみの旨味が口いっぱいに広がります。原料は、薩摩半島西岸・南さつま市の笠沙(かささ)町近海で水揚げされた良質なボラの卵巣。地元産の天然塩に漬けた後、一度塩抜きし、芋焼酎を塗りながら磨き上げ、約2週間天日干しに。じっくりと手間暇かけて出来上がったからすみをスライスし、香り高いオリーブオイルに漬け込むことで、ようやくこの逸品が完成します。

ペペロンチーノに載せれば、琥珀色のからすみが味と彩りのアクセントに。クラッカーの上にチーズと載せれば、簡単におしゃれなフィンガーフードに。アレンジも楽しめます。

「オリーブオイルの上品な香りとともに、からすみの凝縮された味わいはお酒が欲しくなる美味しさ。生のスライスした大根と合わせて食べると食感のアクセントが出ていいおつまみになりますよ。鹿児島の焼酎で磨いているためなのかもしれませんが、芋焼酎とのペアリングはすごくよかったです。残ったオイルはパスタソースにも使えそうなので、余すことなくからすみを楽しむことができます」(森さん)

  • 南さつま からすみのオイル漬  ¥1,650(税込)
    (固形量10g 内容総量40g)
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    ▼商品のお問合わせ先
    さつま亭
    鹿児島県南さつま市加世田本町52-13  TEL 0993-53-3395


鹿児島県産使用モダンOHAGI(おはぎ)6種

鮮やかな色合いと華やかなデザイン。まるでケーキのように美しいこの商品、実は〝おはぎ〟なんです! 花を模したデコレーションはすべて、あんこで作られたもの。オーナーの里之園さんは、韓国で餡フラワーケーキの技術を学び、これを和菓子であるおはぎに応用して「鹿児島県産使用モダンOHAGI」を生み出しました。

色鮮やかな6種の餡はすべて天然の色で、合成着色料無添加。知覧茶、金ごま、紫芋、玄米味噌、ほうじ茶、きなこと、鹿児島県産の食材そのものの色を最大限に生かしています。甘すぎるスイーツが好みではないという里之園さんが作るこのおはぎは、砂糖も控えめ。安心して食べられる身体に優しいスイーツです。 鹿児島県内だけでなく県外の催事でも行列ができる人気商品で、地元のテレビ番組やラジオ、雑誌でも多数扱われ、話題になっています。SNSから広まり、いまでは全国各地から注文を受けているというモダンOHAGI。贈り物にしたら、笑顔の花が咲くこと間違いなしです。

「フォークを入れるのがもったいなくなるほど綺麗ですね。実は、MBC南日本放送の局内にもファンが多く、催事に出店されると同僚がよく買いに行っています(笑)。華やかな色だけでなく、鹿児島食材を生かした味もそれぞれ個性が際立っています。緑の香りがする知覧茶、甘じょっぱい玄米味噌などふたつとして似た味がないところも食べ比べが楽しめるポイントだと思います。薩摩の風景が思い浮かぶ、心落ち着く味でした」(森さん)

  • 鹿児島県産使用モダンOHAGI(おはぎ)6種 ¥6,000(税込)
  • 全6種(知覧茶、金ごま、紫芋、玄米味噌、ほうじ茶、きなこ)
    商品の購入はこちら ※4種 ¥4,000も販売しています
  • ▼商品のお問合わせ先
    aterlierA
    鹿児島県日置市東市来町湯田1996-1  TEL0992-08-0701

     

次のページへ⇒美しい「鹿児島県産使用モダンOHAGI」は、どう作られているのか? 現地取材してきました!

撮影/吉澤健太<ロケ>、相沢琢磨<スタジオ> 取材・文/小石原悠介

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atelierAの「モダンOHAGI(おはぎ)」

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