積丹半島
「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」を見学!ジャパニーズウイスキーの原点を学ぼう
北海道西部・日本海側に位置する積丹(しゃこたん)半島。神威岬(かむいみさき)など大自然あふれるこの地域は、地名がそのままブランド名となったウイスキー「余市」の発祥の地でもあります。観光スポットとしても人気の「ニッカウヰスキー余市蒸留所」で、その原点を学んでみませんか?
歴史ある「余市ウヰスキー」
———ニッカウヰスキー余市蒸溜所
日本のウイスキーの父・竹鶴政孝が、ウイスキーの蒸溜所として最初にこの土地・余市を選んで以来、80年以上も「余市」ウイスキーが作られてきました。
彼がこの地を選んだ理由は、ウイスキーをゆっくりと熟成させる寒冷な気候、雪解け水などの良質で豊かな水があり、ウイスキーの本場であるスコットランドと気候や風土が似ていたからだったそう。
本場スコットランドを彷彿とさせる立派な石造の建物である、「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」。まるで異国の地にいるかのような感覚が味わえます。余市蒸溜所の雪景色を見たいと、冬に訪れる観光客も多いんだとか。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所を訪れた際には、無料ガイドツアーに参加するのがオススメ! 朝9時~15時スタートまで予約枠があり、工場見学と試飲で所要時間は約70分。150,000平方メートルに及ぶ、ウイスキーの香りが立ち込める広大な敷地内を周回し、製造工場内まで足を踏み入れることができます。
より多くのウイスキーを味わいたい!という方は、ぜひ「ニッカミュージアム」内にあるテイスティング・バーに立ち寄って。蒸溜所限定商品も含め、余市蒸溜所で製造している約15種類のウイスキーを有料で試飲することができます。また、レストランではハイボールも楽しめますよ。
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売店「ディスティラリーショップノースランド」では、蒸溜所限定ウイスキーも販売中。その他、全国にもファンが多い「シングルモルト余市」など、ウイスキーを数十種類取り揃えているので、ウイスキーファンの方はぜひ足を運んでみて。
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※掲載情報は取材時のものです
※過去に掲載した特集記事を再構成しています