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和歌山県・紀伊半島の美味しいお取り寄せ5選

本州から太平洋に突き出した日本最大の半島・紀伊半島。黒潮の影響で年間を通して温暖で雨が多いため広大な森林に覆われ、和歌山県の古い国名「紀の国」は「木の国」から転じたともいわれています。また、海岸線はリアス式海岸なので天然の良港に恵まれ、マグロ、カツオ、クジラ、伊勢海老など海の幸も豊富。そして観光地として人気のある、世界遺産に登録されている紀伊山地の霊場と参詣道やジャイアントパンダの飼育頭数日本一のアドベンチャーワールドを有するなど、とにかくポテンシャルにあふれた和歌山県紀伊半島から生まれた特産品の魅力をたっぷりとご紹介します!

和歌山県・紀伊半島はわたしがナビゲートします!

PROFILE

風尾彩花さん/テレビ和歌山

大阪府出身(生まれは和歌山県)。和歌山大学卒業。2022年テレビ和歌山に入社。アナウンサーとしてニュースをはじめ、『みんなで作る和歌山情報わくわく編集部』などに出演。趣味は温泉旅とジグソーパズル、愛犬のチンチラとチワワと遊ぶこと。特技はトランポリンの宙返り(なんと指導員資格も所持!)。「社会人2年目で生まれ故郷に戻って、美しい景色を見たり、美味しいものを食べたりして学んだ和歌山の魅力を、たくさんの方にお伝えしていきたいと思っております」

発表! 和歌山県紀伊半島のおすすめ特産品5選

本州最南端に位置する和歌山県は、みかんや梅をはじめ、豊かな自然と温暖な気候で育まれたフルーツの宝庫でもあります。また高野山のお膝元として和菓子文化が根付いており、美味しいスイーツもたくさん。数ある中から、「半島は日本の台所」編集部が自信を持ってお勧めできる逸品をセレクト。『甘いものが大好き』というテレビ和歌山アナウンサー・風尾彩花さんにレポートしてもらいました。

木熟梅ゼリー 梅千家/五代庵

日本一の梅生産量を誇る和歌山県の特産品といえば紀州南高梅(きしゅうなんこううめ)。なかでも、みなべ町で誕生した南高梅はフルーティで香りが高く、ふっくらとした果肉や柔らかい食感が特徴です。そんな最高級の南高梅を完熟まで待って、梅果汁などを加え、煮詰めてゼリーに包んだのが、この五代庵の「木熟梅ゼリー 梅千家」。黄色く熟した梅はコクがあり、ほのかな香りが口の中いっぱいに広がる逸品です。よく冷やしていただくとより爽やかな風味が際立ちます。

「ふたを開けると甘酸っぱい梅の香りが! 一口食べてみるとゼリーの優しい酸っぱさと甘さのバランスが抜群です。そして、なんといってもドンッと存在感のある南高梅は、口に入れると舌触りなめらかで、ゼリーと一緒に口の中で溶けていき、あれ?どこいったのといった感じで驚きました。私はお酒が大好きなので、“果肉たっぷり、ノンアルコールの食べる高級梅酒”の気持ちでペロリといただきました(笑)。シンプルな白のパッケージから見える、コロンと熟した梅が可愛らしく、ぜひ御中元にも選びたい品です」(風尾さん)

  • 木熟梅ゼリー 梅千家〈8個入り〉¥3,240(税込)
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うすかわ饅頭/儀平

本州最南端の潮岬があることで知られる、和歌山県串本町にある景勝地・橋杭岩の形をイメージして作られた「うすかわ饅頭」。“甘い=美味しい”が饅頭の基準だった時代に、『甘くない饅頭があってもいいのではないか』との発想から、ニ代目の田嶋儀平さんが試行錯誤の末に完成。ふわっと酒の香りのする皮からのぞく、甘さ控えめの自家製あんは、ひとつ、またひとつと後を引く美味しさです。職人の手でひとつずつ丁寧に作られ、その日にできたものしか販売しないこだわりぶり。

「シンプルですが、形がでこぼことしていて、あんが見えたり見えなかったり、存在感のあるうすかわ饅頭。ふわっと柔らかく薄い皮に、ぎっしりと詰められたこしあんのバランスが絶妙です。甘酒の香りが鼻に抜けて、甘さも控えめなので、次々と食べる手が止まりません。手にフィットするサイズ感も丁度いい。小さい頃、祖母がよく買ってきてくれた思い出がよみがえります。いくつになっても素朴な甘さに懐かしさを感じる銘菓です」(風尾さん)。

  • うすかわ饅頭〈6個入り〉¥900(税込)
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うるおいミニ生シフォン/築野食品

ふわふわのシフォン生地と、たっぷりとしたホイップクリームとのマッチングがくせになる「うるおいミニ生シフォン」の美味しさの秘密は、素材選びのこだわりにあります。米粉は和歌山県かつらぎ町に保有する田んぼで栽培した「ヒノヒカリ」を100%使用、奈良県鶏卵品評会で最優秀賞に選ばれたコクと甘みが自慢の「さかもと養鶏」の白鳳卵、そして、100キロの玄米からわずか1キロしかとれない築野食品のプレミアムこめ油を合わせて焼き上げたカップケーキです。安心安全の優しい味わいは、子供からお年寄りまで年齢を問わず愛されること間違いなし。

「グレーにお米の形のロゴが入ったボックスは、シンプルで今どきのデザインがお洒落。食べるたびに中のホイップクリームが溢れてきて、口いっぱいにふわふわのしっとり感が広がります。甘さ控えめなホイップクリームが、ケーキ部分の米粉の甘さを引き立てているという印象です。食べ応えはありますが、後味はすっきりと優しいので、とっても食べやすいです。また食べたいな~。冷凍保存なので保存期間も長めですし、溶け具合によっては、中のクリームがホロっと溶けるアイスクリーム感覚で食べることも」(風尾さん)

  • うるおいミニ生シフォン〈6個入り〉¥2,484(税込)
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デラックスケーキ/鈴屋

大正13年創業の老舗和菓店・鈴屋の「デラックスケーキ」は、和歌山県民から長く愛されているロングセラー商品。秋篠宮殿下・紀子妃殿下もお召し上がりになった逸品です。しっとりと重みのある特殊配合と特殊製法で作られたかすてらに、白インゲン豆を使った特製のジャムをサンドしてホワイトチョコレートで全体をコーティング。冷蔵庫で冷やすとまわりのチョコがパリッとした食感になり、ちょうどいいアクセントに。コロンとしたサイコロ型のフォルムに、どこか懐かしさを感じるレトロで可愛らしいパッケージはギフトにもピッタリです。

「ホワイトチョコでコーティングされていますが、甘ったるくなくて上品な甘さ。口の中に入れるとまわりがやさしく崩れ、スポンジのしっとりした柔らかさを楽しめます。サンドされたジャムの白いんげん豆の風味が食欲をそそって、ずっしりと重厚感があるのに何個でも食べられそう。レトロさと高級感ある包装で、手土産はもちろん、友人が遊びに来た時にコーヒーと一緒に出したい、まさにデラックスな一品。会社の同僚は、自分用に『デラックスケーキのはしっ子』をよく買うそうです」(風尾さん)

  • デラックスケーキ〈6個入り〉¥1,458(税込)
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フルーツ王国わかやまの溶けない「アイスくずバー」/金澤寿翁軒

みかん、梅、レモン、いちご、桃、ブドウ、ブルーベリー、梨、びわ…etc. フルーツ王国・和歌山ならではの、新鮮な果物そのままの美味しさを葛(くず)で閉じ込めた「アイスくずバー」。使うフルーツは品種ごとにこだわりの栽培をしているフルーツ農家から直接仕入れているそう。葛を使用して固めているので、プリッ、シャリッとした不思議な食感を楽しめます。すべて丁寧に手作りされ、保存料もゼロ。しかも低カロリーなので安心していただけます。冷凍庫から出して、まわりが少し溶け出したときがおすすめの食べ頃です。

「フルーツたっぷりで、カラフルな見た目が心躍るアイスくずバー。届いたときから、その彩りに写真を撮る手が止まりませんでした(笑)。もっちりとした葛アイスの部分と、シャキシャキしたフルーツの食感の違いが楽しめます。何よりも、みかんに桃、びわなど旬の味が1箱に詰まっていることが魅力的。まさに和歌山フルーツの宝石箱ですね。溶けないので、洋服を汚す心配もなく、暑い場所でも自分のペースで味わえるので、スポーツ時などの差し入れにもピッタリ。腹持ちが良くて、小腹が空いたときにも重宝します」(風尾さん)

  • フルーツ王国わかやまの溶けない「アイスくずバー」〈9本入り〉¥2,600(税込)
  • ※9本の内容は3種類×3本で、種類は選べません
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  • 金澤寿翁軒
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フルーツ王国わかやまの溶けない「アイスくずバー」について、さらに詳しく取材してきました!→次のページへ

撮影/福本和洋 取材・文/志摩有子

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