島根半島
【出雲大社周辺スポット】車で5分or 20分以内で行ける! 観光・グルメ・お土産の厳選スポット7選
島根県東部の出雲地域(出雲市・松江市)の観光スポットといえば、やはり出雲市大社町にある出雲大社。「2礼4拍手1礼」の参拝を無事に終えたはいいけれど、その後はどんな観光ができるの? そんな貴方に観光・グルメ・お土産品まで、車で5分から20分以内で行ける出雲大社周辺のおすすめスポットをご紹介します。
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【出雲大社】観光で絶対食べたいおすすめ名物グルメ店3選
【INDEX】(文字クリックで移動します)
■出雲大社から車で5分以内【2選】
①歩いても行ける映えスポット「稲佐の浜」
②島根ワイン&最高級島根和牛を味わえる「島根ワイナリー」
■出雲大社から車で20分以内【5選】
③日本一高い白亜の灯台「出雲日御碕灯台」
④出雲大社の御神酒をおさめる「旭日酒造」〈島根半島地域外(出雲市今市町)〉
⑤美味しい醗酵食でひと休み「醗酵文化研究所」〈島根半島地域外(出雲市今市町)〉
⑥八百万神が最後に立ち寄る「万九千神社」〈島根半島地域外(出雲市斐川町)〉
⑦神社のジンジャーをつくる「出雲生姜」〈島根半島地域外(出雲市今市町)〉
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■出雲大社から車で5分以内【2選】
①歩いても行ける映えスポット「稲佐の浜」
出雲大社から車で西にまっすぐ、約3分で到着する「稲佐の浜」は神在月の神様のお迎えの儀式(神迎神事)が毎年行われる神聖な場所。日本の渚百選にも選ばれています。
浜にそびえる「弁天島」には岩山の上に鳥居と小さなお社があり、大漁を願う地元漁師や観光客も数多く訪れるパワースポットです。出雲大社から徒歩でも約15分なので、お散歩気分で歩いていくのもおすすめ。
- 稲佐の浜
- 島根県出雲市大社町杵築北2711
②島根ワイン&最高級島根和牛を味わえる「島根ワイナリー」
出雲大社から国道431号線を東に約5分。こだわりの島根ワインの工場を無料見学できる「島根ワイナリー」。島根ワインをテイスティングできる「試飲即売館バッカス」や、バーベキューハウス「シャトー弥山」が併設され、2022年に〝和牛オリンピック〟こと「全国和牛能力共進会」肉質部門で全国1位に輝いた「島根和牛」を、地元ならではのリーズナブルな価格で楽しめると人気のスポットです。
写真は、島根和牛ロースが150g楽しめる大満足の<b>「特選スペシャルコース」</b>¥4,000(税込)※特別価格
サービスドリンク付きで、島根ワイナリーのグラスワイン(赤、白)も選べます!島根県内の契約栽培園のぶどうのみを使用した<b>「縁結(えんむすび)」</b>シリーズなど、日本ワインコンクールで数多くの受賞歴を誇る島根ワイナリーのオリジナルワインがずらり。<b>「神迎え」</b>など季節限定ワインも人気です
- 出雲ワイナリー
- 島根県出雲市大社町菱根264-2 TEL0853-53-5577
営業時間10:00~17:00 年中無休
※施設によって営業時間が異なるため、ご利用の際は事前にご確認ください
■出雲大社から車で20分以内【7選】
③日本一高い白亜の灯台「出雲日御碕灯台」
出雲大社から西にまっすぐ「稲佐の浜」が見えたら、北に約15分。1903年(明治36年)に設置され、その建築技術と歴史的価値の高さから2022年2月9日に「国指定重要文化財」に指定された「出雲日御碕灯台」。高さ約44mから一望できる360度のパノラマビューは圧巻です。 快晴の昼間に見せる空と海、そして白亜の灯台のコントラストはとても鮮やか! 灯台上部の展望台へは、163段のらせん階段で上がることができますよ。
「稲佐の浜」同様に〝日が沈む聖地〟のシンボルの1つ。夕暮れ時の灯台にはより一層の美しさが漂います 島根半島の西の端に位置する<b>「日御碕」</b>。その先に見える六角形の岩石でできた<b>「経島(ふみしま)」</b>は渡ることのできない神域で、ウミネコの繁殖地としても有名。島全体が国の天然記念物に指定されています
- 出雲日御碕灯台
- 島根県出雲市大社町日御碕1478
営業時間 【3月~9月】9:00~平日16:30/土日祝~17:00 - 【10月~2月】9:00~16:30
※入場は参観終了時刻の20分前まで
④出雲大社の御神酒をおさめる「旭日酒造」〈島根半島地域外(出雲市今市町)〉
出雲大社から国道431号線を東に進み「島根ワイナリー」から南東に約15分。出雲市駅からは徒歩5分のところにある1869年(明治2年)創業の「旭日酒造有限会社」は、日本酒発祥の地といわれる島根県の中でも歴史ある蔵元のひとつ。代表銘柄「十旭日」は、かつての名「旭日」に7代目当主が地域の安全と発展を願い大切にしていた、能勢妙見山の御守り「切竹矢筈十字」の紋章を組合せたもので、出雲の地への想いが込められています。
出雲大社の御神酒である純米吟醸<b>「八千矛」</b>は、出雲大社のお膝元・出雲市大社町の古川酒造から2013年に引き継いだもの。地元・島根県産を中心とした米を丁寧に仕込み熟成させ、変わらぬ味わいを今も大切に守り続けています 新酒から個性派熟成酒、蔵付酵母を導く生酛まで幅広く仕込んでおり、その味わいを〝体験して理解してもらうお酒〟であるため、店内では試飲もでき、タイミングが良ければお酒の造り手さんが自ら説明してくれることも
- 旭日酒造有限会社
- 島根県出雲市今市町662 TEL 0853-21-0039
営業時間10:00~18:00 不定休
※ご利用の際は事前に営業状況をご確認ください
⑤美味しい醗酵食でひと休み「醗酵文化研究所」〈島根半島地域外(出雲市今市町)〉
「旭日酒造」と目と鼻の先にある「醗酵文化研究所」は、2020年4月に築150年の町屋を利用してオープンしたレンタルスペース&カフェ。ランチでは醗酵ミートソースのパスタやグラタンなど、気軽に醗酵食を楽しめます。〝ヒトとヒトの醗酵(化学変化)を楽しむ〟をコンセプトに、様々なワークショップやイベントが不定期開催されるほか、全室個室ゲストハウス「出雲ハナガツミ」も併設されています。
一年を通した人気メニューが、砂糖不使用の<b>「季節の醗酵甘酒スムージー」</b>(写真左)や<b>「酒粕のチーズケーキ」</b>(写真右)などの醗酵スイーツ。他にも<b>「美肌甘酒ぜんざい」</b>や<b>「美肌豆花」</b>などがあります 「季節の醗酵甘酒スムージー」に使われる米麹は、④で紹介した「旭日酒造」のもの。麹が苦手な人でも美味しく食べられると大評判です。さらに「酒粕のチーズケーキ」にも、旭日酒造の酒粕が使われています
- 醗酵文化研究所 ラボカフェ
- 島根県出雲市今市町1374-1 TEL 080-1637-7771
営業時間10:00~16:00 月、日曜・祝日定休+不定休
※併設ゲストハウス「出雲ハナガツミ」の詳細はこちら
⑥八百万神が最後に立ち寄る「万九千神社」〈島根半島地域外(出雲市斐川町)〉
出雲大社から南東に約20分。「万九千神社」と呼ばれる「万九千社」は、旧暦10月の神在月に全国から出雲に集まる八百万の神々が最後に立ち寄る社とされています。ここで神々が最後に開く宴は直会と呼ばれ、神在祭の最後には宮司が神等去出神事を行い「お立ち、お立ち、お立ーち」と神々に旅立ちの時を知らせます。2024年の万九千神社の神在祭は11月17日~11月26日。八百万の神々と同様、出雲大社や他の社を参拝した最後に、この社に訪れてみては。
万九千神社には、可愛らしいねずみの石像が至る所に。主祭神の一柱である大穴牟遅(おおなむちの)命(みこと)(※大国主神の別名)がねずみに命を救われたとされ(『古事記』より)、ねずみが子孫繁栄と豊穣の象徴でもあることがその所以 万九千社の神殿の裏には、子宝と安産祈願にいいとされる<b>御神木「木俣さん」</b>も。その名は一目瞭然です。境内には出雲大社遥拝所も設置されています
- 万九千神社
- 島根県出雲市斐川町併川258 TEL 0853-72-9412
⑦神社のジンジャーをつくる「出雲生姜」〈島根半島地域外(出雲市今市町)〉
⑥で紹介した「万九千神社」の撤下品のひとつ、「結び甘酒」と御神酒代「出雲生姜じんじゃエール」は「出雲生姜屋」が手掛けています。「出雲生姜」は〝生姜で地域を元気にしたい〟と、2014年に島根県出身の代表が始めた生姜専業農家・出雲生姜屋のブランドで、お土産にぴったりなキャンディ、シロップからぽん酢やドレッシング、七味唐辛子まで、すべて出雲生姜を使い開発したオリジナル商品を多数販売。〝出雲といえば生姜〟が少しずつ広がりをみせています。
畑は万九千神社のすぐそば。他地域産の生姜より身体を温める辛み成分が多く含まれているのが「出雲生姜」の特長だそう。栽培期間中は農薬を使わず育て、生姜は土の栄養を吸い込んで育つ植物のため、万九千神社の周辺で毎年畑を変えて栽培しています 出雲名物・出雲そばに合うようにと作られた<b>「出雲生姜 七味唐辛子」</b>(写真中)は大人気商品! 同シリーズに、七味唐辛子にも入っている乾燥粗挽き生姜だけを使用した<b>「出雲生姜 温香雲片(うんぺん)」</b>(写真右)や、自社栽培の唐辛子の<b>「出雲一味」</b>(写真左)があります
- 出雲生姜(出雲生姜屋)
- 島根県出雲市斐川町併川187-3 TEL 0853-25-7225
営業時間9:00~16:00 日曜定休、不定休
※公式オンラインショップはこちら
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※掲載情報は取材時のものです
※本記事の一部には、過去に掲載した特集記事の情報を再構成して掲載しています
取材協力/島根県観光振興課