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地元農産物にひらめき! “長崎銘菓”を更新

「手のひらカステラ」

「長崎の銘菓」と聞いて最初に頭をよぎるのは、カステラではないでしょうか。ポルトガルから伝わったとされる南蛮菓子を日本で独自に改良したのもが、誰もが知っている黄味がかった生地の外側が茶色く焼けた四角い「長崎カステラ」。長崎で作られたものだけでなく、製法自体をそう呼んでいるのです。カステラの原型とされる「かすていら」が日本の歴史文献に登場して以来、400年以上の時を経て、島原市で“カステラの新定番”が誕生しました。それが、創業70年の製菓店「明月堂」の2代目店主が開発した、「島原かすてら」です。創意工夫精神にあふれる2代目は、生地の味つけに地元で作られた名産品を採用し、彩りが見た目にも楽しい手のひらサイズのカステラを、8色も作り上げました。たゆまぬ努力が認められ、現在「島原かすてら」は、島原市と長崎県の特産品認定を受ける、名実ともに長崎県を代表する銘菓になりました。こだわりと美味ポイントの数々を、ご紹介します。

老舗の2代目店主が開発した“名物”は酒粕に始まり5種類でスタート「五香かすてら」

実父である初代の頃から、「長崎かすてら」を製造・販売していた同店。2代目店主の田口家道さん(上記写真の上)が跡を継いだとき、「店の名物になるお土産品を作ろう」と一念発起したそう。最初に開発したのが、カステラ生地に純米大吟醸酒と酒粕を混ぜ込んだ「酒香味」。その後、「蜜柑」「抹茶」「いちご」「ポカポカ(ココアと生姜)」を次々に作り上げ、島原かすてらの原型となる「五香かすてら」として販売をスタートさせました。上の写真2枚めの上半分が発売当初のもの、下半分が現在同店に置かれている五香かすてら(中身は島原かすてらと同じで、サイズとパッケージの違い)。

島原地域の農家との出会いから“ひらめき”いちご、みかん、レモン…8種それぞれのこだわりは?

新フレーバーの開発に熱心な田口さんが“相棒”に出会うのは、おもに福岡など都市部の百貨店などでおこなわれる物産展。たまたま横のブースで販売している地元産の名産品にピーンとひらめき、声をかけることが多いのだそう。現在の8種類のほかにも、過去には「紅茶」「コーヒー」「小豆」といったフレーバーに挑戦したものの、田口さんの厳しい眼にかなわず、お蔵入りに。新しい素材の探求は今も続けているというので、これからの新展開も楽しみです。

かわいいパッケージは島原市と二人三脚で開発…特産認定を2つ持つ「長崎銘菓の新定番」

「島原かすてら」を開発するとき、田口さんは島原市役所に相談。島原市の特産品認定制度(通称SQ)を取得することを目指して、二人三脚で開発をスタートさせました。もっとも市役所を頼りにしたのが、パッケージの部分。大きいサイズのカステラでは、現代のニーズに合わないのでは…という仮設を立てて、現在の個包装にモデルチェンジさせました。ちなみに黒い箱の色は、市役所担当者からの提案だったとのこと。そして2018年、晴れてSQに認定。続いて、「長崎四季畑」というさらに厳格な長崎県の特産認定も取得しました。2021年6月には、満を持してホームページを開設し、通販を開始。発売当初は、地元の人のちょっとした手土産需要が多かったのですが、現在では見た目のかわいさから、8色セットの贈答品需要が増えているそう。全国区の銘菓になる日も、遠くなさそうです。

※酒香味とココアのみ、原材料とネーミングの観点から四季畑の認定はナシ

  • 明月堂「島原かすてら」
  • ・価格/1個¥300、全8種セット¥2,400
  • ・賞味期限/40日
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