長崎県

島原半島

ここがイチオシ!
島原半島

家族経営の農園で"お母さん"が手作り

「トマトジャム&バジルペースト」

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。その一部を構成する南島原市の原城跡付近は、大昔の阿蘇山噴火でできた粘土質の肥沃な大地が広がっています。

佐藤さん一家が営む「AYAKOファーム」では、原城跡近辺の土壌条件を生かし、トマトを中心とした野菜を育てています。2018年に原城跡が世界文化遺産に認定された時期に、南島原市が特産品プロジェクトを募集し誕生したのが、AYAKOファームの「トマトジャム」「バジルペースト」

トマトとバジルをふんだんに使用して、素材本来の風味で勝負するために、調理法は至ってシンプル。”お母さん”が時間をかけて丁寧に手作りしています。生産量のほとんどが、市内の販売店経由で地元の人の食卓に並んでいるというので、今回はまさに隠れた名産品の発掘! それぞれ単品でも、合わせても使える新・万能調味料をご紹介します。

懐かしい香りのするトマトの果肉感を残して練り上げられた芳醇なジャム

「Mリン農法」という土づくり重視の農法で育てられているAYAKOファームのトマトは「原城トマト」という名のブランドで、東京の大手高級スーパーマーケットなどにも卸されていた実績あり。

肥沃ながら水を吸いやすい粘土質の土にしっかり根を張りめぐらせたトマトは、酸と糖のバランスがよく、懐かしいトマト味が強い。種部分にあたるゼリーが少なく、水分をたっぷり含んでいるため重さがあり、水に浮かべると沈んでいくのが特徴です〈写真・上〉。

そんな原城トマトの皮を湯剥きし、砂糖とレモン汁だけを加えて、実を潰しすぎず、じっくり1時間ほど練り上げられて完成する「トマトジャム」。果肉感を残したジャム〈写真・下〉はほんのり甘く、パンやヨーグルトなど、朝食メニューにベストマッチします。

ピザ向けに生み出された「バジル」オリーブオイルと塩だけで整えた純粋ペースト

もともとAYAKOファームの佐藤さんが友人のピザ店に頼まれて生産を開始したというバジル〈写真・上〉。その香ばしさと2〜3カ月ほどで収穫できる生育スピードから、「これならうちで加工品にできるかも」と思い立ったそう。

収穫したあと、丁寧に洗って1枚ずつ乾燥させ、オリーブオイルと塩だけを加えてミキサーにかけるシンプル製法なので、ごまかしの一切ないバジルの風味が香ります。

麺類、特に素麺やカッペリーニなどの細い麺とは相性抜群で、南島原市のイベントで佐藤さんたちがバジル素麺を提供したところ、大盛況だったそう。クラッカーにさっと塗って、白ワインのおつまみにするのもお勧めです。

トマト×バジルのピザソースは絶品!自分だけのアレンジレシピ開発にトライ

AYAKOファームの「トマトジャム」「バジルペースト」はご想像の通り、混ぜて使っても絶品です。鉄板レシピはイタリアンの代表・ピザ。ジャムとペーストを混ぜ合わせれば、お手軽で香り高いピザソースの完成です〈写真・上〉。スーパーで買ってきたピザシートが、本格ピザ店にも負けない味にクラスアップします。

ジャムもペーストも半年ほど保つので、もうひとつお試しいただきたいアレンジレシピをご紹介。トマトジャムを炭酸水で割ると「すっきりトマトサイダー」になります。朝のおめざドリンクや、お酒を控えたい日の晩酌にもぴったり。もちろん、焼酎を入れれば…もうおわかりですよね。シンプルなだけに可能性は無限大。アレンジレシピを発見したら、ぜひ教えてください。

  • AYAKOファーム「トマトジャム&バジルペースト」
  • ・容量/トマトジャム:約220g×2本、バジルペースト:約110g×2本のセット
  • ・保存方法・期間/要冷蔵で約半年間 ※期間内なら黒くなっても大丈夫だそう
  • ・価格/¥2,500
  • 詳細はコチラ

「トマトジャム&バジルペースト」各2本/計4本セットを3名様にプレゼント!

今回ご紹介したAYAKOファーム「トマトジャム&バジルペースト」」各2本/計4本セットを合計3名様にプレゼント。下記応募要項をご覧いただき、ふるってご応募ください。

  • 応募要項コチラ ※現在プレゼントキャンペーンは終了


※価格などの情報は取材時のものです。

◀︎ 前の記事を見る

見た目も楽しい「生クリーム大福」
長崎県島原半島

次の記事を見る ▶︎

「技あり! オーシャンビュー」

HOT WORDS

今おすすめのキーワード

WHAT'S NEW

最新の記事

Twitter

最新情報をお届け

Instagram

とっておきグルメをお届け

about

半島は
日本の台所

ARCHIVE

「HANTO」の魅力をもっと詳しく!

日本全国に「HANTO」の
美味しい喜びをお届けします

「半島は日本の台所」

magazine links