半島は日本の台所

青森県

津軽半島

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ここがイチオシ!
津軽半島

本州最北の内海のそばで“お気軽アウトドア”

お泊まりは「陸奥湾」で

津軽海峡・日本海とともに、津軽半島に面した海が「陸奥湾」。津軽半島と青森市、下北半島に弧を描くように囲われている、“本州最北の内海”です。内海だから波も気候も穏やかで…と思いきや、6〜8月には“東北名物”のひとつでもある「やませ」という冷たく湿った偏東風が吹き下ろすと荒れ模様になる、気まぐれな海。さまざまな海流が合わさった津軽海峡とつながっているため、海の生き物たちにとっては“豊かな海”でもあります。この内海に面した、「平舘」「蟹田」の2地区で人気なのは、山間部に行かずとも気軽にアウトドアを楽しめる宿泊施設。温泉旅館やホテル泊もいいですが、潮風を感じながら家族や友人たちと自炊やBBQを楽しむのも、本格的に秋を迎えるこれからの季節、爽やかで気持ちいいものです。さらに、平舘の「松前街道」(上記スライド写真の1枚め)、蟹田の“世界的”観光地「大平山元遺跡」をはじめ、美食も含めた観光資源が揃っています。1泊2日を丸々かけて、ゆったり楽しみましょう!

ペット連れも可“潮風薫る森”の宿泊施設「オートビレッジ」の近所には名物ウニ丼も

「流行っているしちょっとアウトドア体験をしてみたいけど、いきなり山奥のキャンプ場はちょっと…」という初心者にぴったりの場所が、外ヶ浜町・平舘地区にあるんです。1998年にオープンした「おだいばオートビレッジ」は海沿いのバイパス道・国道280号のそばにある、オートキャンプ場20区画と北欧風のコテージ10棟からなる宿泊施設。中に入ると、立地条件を忘れてしまうほど、静かな森にいる感覚に。海がすぐそばなので、森の中にいるのにふんわり潮の香りがする、という不思議な体験ができます。キャンプ用品の展示販売スペースにカフェが併設されている案内所「センターハウス」があるほか、コテージの1棟はペット連れ可で、広場にはドッグランも設置されているため、キャンプはしてもしなくてもOK。GW〜8月までのハイシーズンには若い世代を中心に、家族連れやツーリング客まで幅広い人たちが県内各地から週末ステイに訪れ、泊まりでBBQを楽しんでるそう。すぐ裏手には「道の駅たいらだて」や、食堂利用もできる「ペンションだいば」があるため、ご飯を作らなくても大丈夫。とくにペンションだいばのメニューは絶品で、オートビレッジのハイシーズンと同時期に提供されている「生うに丼」、通年提供でイカのゲソをミンチにした「イカハンバーグ定食」などが人気です。また、平館灯台(トップのスライド画像3枚め)の近くにある「平舘台場跡」には、東京・台場と同様に江戸時代、海外からの敵に備えた砲台の跡があります。アウトドアの第一歩を、宿泊にも食事にも手を抜ける“楽すぎ”施設で踏み出してみませんか。

  • ●「おだいばオートビレッジ」
  • ・住所/青森県東津軽郡外ヶ浜町平舘田の沢67-1
  • ・営業/受付&多目的室09:00〜17:00、年中無休
  • ・チェックイン/コテージ15:00〜、キャンプサイト11:00
  • 詳細はコチラ
  • ●「道の駅たいらだて」はコチラ
  • ●「ペンションだいば」はコチラ
  • ●「平舘砲台跡」はコチラ

海の隣で“不便を楽しむ”贅沢な時間を…「観瀾山公園海水浴場」でキャンプ

まずは上の写真をご覧ください。とくに都市部にお住まいの方にとっては、とてもめずらしい光景ではないでしょうか。海水浴場から少し離れた砂浜や岩場に、ポツポツとテントが立っているのは見かけますが、こちらは海の目の前にずらっとテントが並んでいます。外ヶ浜町の蟹田地区にある「観瀾山公園海水浴場」は、毎年7月中旬〜8月中旬の1カ月ほどの期間限定で利用を開放(キャンプ利用は要予約、有料)。炊事場とトイレが2カ所ずつあるだけで、売店もなく用具の貸し出しもない簡素なキャンプ場ですが、初心者キャンパーから本格派まで、シーズンには平日でもたくさんの人で賑わいます。家族連れなら、海水浴の興奮冷めぬまま自炊を楽しむことができますし、最近は日頃の息抜きを楽しむソロキャンパーも増加中。また敷地内に売店こそないものの、蟹田駅から1kmほどに位置し、近所に精肉店やスーパー、ホームセンターもあるので、買い物には困りません。ここにあるのは、人里から離れることなく、遮るもののない海辺で夕陽が目線と同じ高さに沈んでいく様を、BBQをしたりお酒やコーヒーを飲んだりしながら味わえる“贅沢時間”。ぜひ一度、ご賞味あれ。

  • ●「観瀾山公園海水浴場」
  • ・住所/東津軽郡外ヶ浜町字蟹田中師宮本地先
  • ・営業/10:00〜16:00 ※7月中旬〜8月中旬のみ、期間中無休
  • 詳細はコチラ

ランドマーク展望台、釣り場が有名な漁港、新・世界遺産…お泊まり後は「蟹田めぐり」へ

観瀾山公園海水浴場の一帯は、舟のマストの形をした複合施設「トップマスト」と「蟹田漁港」が南の海沿いに並んでいて、さながら“海辺のアミューズメントパーク”。上の写真は、売店や地元で人気の中華レストランが入ったトップマストの“名物”、展望台に続く螺旋階段の内部です。展望台の眺めの特長は、対岸の下北半島を一望できること。また同施設内には、津軽半島-下北半島間を往復する「むつ湾フェリー」の乗り場もあります。約1時間ほどの船旅の途中、運が良ければ回遊するイルカを見られることもあるそう。そして隣の蟹田漁港の波止場は、釣りブロガーも注目する有名な釣り場です。メバルが有名ですが、春にはカレイ・アイナメ、夏にはキス、秋にはアオリイカなど、季節によってさまざまな釣りを楽しめます。そんな蟹田地区には最近、世界的なビッグニュースが…。2021年7月27日、蟹田地区にある「大平山元遺跡」を含む、「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコの世界文化遺産に登録されたのです! 現地では、土器型のお菓子が作られたり、「むーもん」というムササビ古代種のゆるキャラが誕生したりと大盛り上がり。陸奥湾でご一泊の際は、その熱を感じにお立ち寄りくださいませ。

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