【第30回】薩摩半島の伝統と革新を合わせ持った オシャレでカラフルなさつま揚げ【全33回】
大丸・松坂屋百貨店のお中元ギフトで、各半島地域の厳選グルメが集結した初企画「絶品発見!にっぽんの半島フード」のご紹介も、残るは4回! 全33回、最後まで魅力的な商品をご紹介していきます。
第30回、31回は、鹿児島南部の鹿児島湾西岸に位置する薩摩半島を2回に分けて特集します。薩摩半島には砂蒸し風呂で有名な指宿温泉や、“薩摩富士”と呼ばれる開聞岳など、夏休みに行きたい観光スポットがたくさんあります。この地の特産品と言えば、やっぱりさつま揚げと芋焼酎は外せません。火山の恵みに育まれた文化や歴史を、食を通して味わってみてはいかがでしょうか。
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洗練されたデザインと昔ながらの味が共存するカラフルなさつま揚げ
漁村として栄えた鹿児島県いちき串木野市では、昔からさつま揚げが家庭料理として作られてきました。吉之助キッチンは、1928年(昭和3年)創業の蒲鉾屋・高浜蒲鉾(当時の高浜商店)から生まれたさつま揚げブランドです。地元の海の幸を活かした商品は、おしゃれで洗練されたデザインでありながら、昔ながらの懐かしの味。新時代のさつま揚げと言える美しい一品です。
「〈吉之助キッチン〉さつま揚げキッチンコラボギフト」(税込4,536円)は、合計14種類のさつま揚げを詰め合わせた豪華なセットです。ゆずの爽やかな風味が口いっぱいに広がるゆず皮、紅はるか芋のホクホクとした食感と甘さを活かしたさつま芋をはじめ、特上揚、豆入り、赤唐辛子、知覧緑茶、あおさ、ちりめんじゃこ(各1個)のカラフルな一口さつま揚げ。伝統的な特上揚、野菜天、れんこん天(各2個)、紅しょうが天(3個)、ちぎり蒲鉾、上樺天(各4個)というバラエティー豊かなラインナップを揃えました。晩酌のお供にしたら気持ちが盛り上がること間違いなしです。
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ふわっと柔らかな王道さつま揚げ 食感の決め手は豆腐と山芋!
小田口屋は、1955年(昭和30年)より鹿児島県の指宿市に工場を構える蒲鉾屋さんです。トビウオやイトヨリダイなど約5種類の魚を練り上げたさつま揚げの食感の決め手となる豆腐と山芋。ふわっと柔らかい口当たりを演出しています。さらに、鹿児島県産の薩摩地酒を配合することで、風味豊かなさつま揚げに仕上げています。
「〈小田口屋〉さつま揚げ個食セット」(税込3,996円)は、つけあげ(12個)、しそ天(6個)、ごぼう天、実えんどうチーズ天、野菜天、かぼちゃ天、れんこん天、えび挟み揚げ(各3個)と、バラエティーに富んだ詰め合わせです。旨味の詰まったふわふわのすり身とれんこんやごぼうなどのシャキシャキとした食感のコントラストはクセになりますよ。
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濃縮したとろみと芋の甘みを堪能する火山の恵みが生み出した本格焼酎
明治元年よりいちき串木野市に蔵を構える老舗・濱田酒造。酒の命となる水は火山の恵みから生まれています。この地域は、照葉樹林帯が透水性のよい火山灰層の上にかぶさっており、巨大なろ過器になっています。この地層がフィルターとなり豊かな湧き水、伏流水を届けているんです。
「〈濱田酒造〉芋焼酎 特上大魔王(600ml)」(税込4,235円)は濃縮したとろみ、甘みと樫樽の味わいが調和したコク深い芋焼酎です。白さつまいも・黄金千貫を白麹で仕込み、樽で長期熟成されて作られたこのお酒は、ストレートでは、満足感の高い飲み口とすっきりとしたドライな後口が。ロックでは力強く、甘みも風味も増して長い余韻の芳香が楽しむことができます。
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唯一無二の坑洞内熟成で作る華やかで上品な極上の芋焼酎
濱田酒造のグループで、唯一無二の坑洞内熟成にこだわった焼酎づくりに取り組む薩摩金山蔵。その蔵元は、いちき串木野市の中心部からほどなく山手に進んだ自然の中にあります。350余年にわたり掘り続けられた総延長120kmの坑洞は、年間をとおして気温が一定で、焼酎の貯蔵・熟成にとてもよい環境です。薩摩金山藏は、ここに甕仕込みと甕貯蔵の蔵を構え、明治以前の焼酎づくりを目指して日々、本格派の味を追求しています。
「〈薩摩金山蔵〉薩摩焼酎 金山蔵(720ml)」(税込3,850円)は、黄金千貫を幻の麹と呼ばれる黄金麹で仕込み、金山坑洞内で3年もの時間をかけて熟成をした本格芋焼酎です。口の中で華やかさが広がり、上品で深い余韻が長く続きます。お酒のアテにするなら豚肉料理や白身魚のお刺身にはもちろん、干し芋に合わせるのも乙なものですよ。
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