積丹半島
積丹が誇る2大寿司名店
北海道でやっぱり気になるのは、海の幸ですよね。たくさんお店があるからこそ、どの店に行くか決められず悩むことも多いはず。この記事では、積丹半島が誇る2大寿司名店をご紹介します。
積丹半島で獲れる海の幸が特別な理由
一年を通して、水温が低い北海道・積丹半島の海。そんな冷たい海で生活していくために、魚の身は締まり、冬の寒さや産卵のために大量の脂肪を蓄える必要があります。そのため北海道で獲れる魚は脂がのっていて美味しいとされているんです。
古平町の港寿し
積丹半島の北東側に位置する、漁業が盛んな町・古平町。町で最も有名なスポットが「港寿し」なんだそう。実はこの港寿し、2012年と2017年の2度、「ミシュランガイド」のビブグルマンを獲得しており、正真正銘、お手頃価格でクオリティの高い料理を楽しめるお店なんです。
漁師から寿司職人に転職したご主人が営んでおり、いつ行っても美味しい寿司が食べられると、地元の方から観光客まで大人気のお寿司屋さんです。お寿司や海鮮丼のほか、かつや生姜焼きの定食などのメニューも。
その日獲れた新鮮なネタのみを使用した、お任せ握り12貫。 むらさきうにを使用した、大人気メニューの「生うにちらし」。 「特上ちらし」。お店自慢の自家製のいくらも一緒に味わえます。
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神恵内村の勝栄鮨
積丹半島の南西部に位置する神恵内村。実はなんとこの村、人口は約800人、飲食店はたったの3軒しかないそう。そんな小さな村に、開店前から4、50人の行列ができるお寿司の名店があります。その名も「勝栄鮨」。
神恵内村出身で札幌や東京のお寿司屋さんで修業を積んできたご主人が、地元に戻ってきて開いたこちらのお店は、今年で創業47年。仕入れた食材に余計な手は入れず、素材そのままの味を楽しんでもらうことをモットーにしているそう。
お店で最も人気なのが「ウニ」。粘りの強い細目昆布を食べて育ったゆえの、濃厚な甘さ、深いコクが特徴なんだそう。わざわざこの絶品のウニを求めてお店にやってくる方も少なくないんだとか。
特上握り。勝栄鮨の握りは大きく厚切りにしたネタが特徴です。 最も人気なのは「生ウニ丼」。 鮑やトロまで豪華なネタがふんだんに盛られた「生ちらし上」。
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※価格などの情報は取材時のものです。