北松浦半島
日本酒好きならたまらない「本陣酔菓」
「江迎本陣屋敷」は1688年(元禄元年)に七浦奉行という海の護衛から酒造業へと転身した山下家の屋敷でした。その後、山下酒造場は潜龍酒造と名を変え(昭和29年に法人化)、300年以上続く蔵元として地元佐世保では知らない人はいないほど。
その潜龍酒造を代表する銘柄が「本陣」です。お分かりの通り、その名は「江迎本陣屋敷」に由来していて、ロゴマークとして使われている三つ星は幕末まで平戸藩を治めた松浦氏の家紋から。
潜龍酒造は「地の水、地の米、地の人」に並々ならぬこだわりが。仕込みの水は蔵の敷地内に湧き出している清水、米は地元の契約栽培の「山田錦」などを使い、機械に頼りきらず、職人たちが繊細で丁寧な昔ながらの製法で酒造りを行っています。
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そんな潜龍酒造の「本陣」を使ったスイーツを開発したのが、佐世保で人気のスイーツ店「ストロベリースタイル」です。オーナーはもともと外資系ホテルのフレンチシェフ。2007年にオープンしてから、夏は地元産の果物を使って-30℃のアイスパンで作る「夏フラッペ」や、秋は目の前で栗のペーストを絞る「生絞り和栗のモンブラン」など、季節ごとに旬のものを使ったスイーツが地元の人に支持されています。
数々のラインナップで人気が高いのは「プレミアムロングロール」。その長さはなんと52㎝! 地元でとれた新鮮な生乳と卵を使い、なめらかで繊細な生地に包まれた生クリームの自然な甘さは、まさにプレミアムの名に恥じない一品です。
<b>ストロベリースタイル</b> <b>夏フラッペ</b> <b>プレミアムロングロールケーキ</b>
ストロベリースタイルのこだわりは原材料に地元の新鮮な素材を使うところ。スイーツに使ういちごもビニールハウスを一棟まるごと買うほどの徹底ぶり。そして、店の奥には江迎出身の漫画家である新條まゆ先生のギャラリーが併設されています。そんな地元愛に溢れたオーナーが、銘酒「本陣」を使ったスイーツ開発に挑んでみたのも自然の流れでした。
もとになったバターケーキのレシピに「本陣」を加えてみたところ、最初はあまり日本酒らしさが感じられずに試行錯誤。一般的なお酒を使ったスイーツのレシピより、たくさんのお酒を浸み込ませたところ、ようやく理想の味に。半年の開発期間を経て「本陣酔菓(ほんじんよいか)」が完成しました。
その味は、まるで日本酒そのものを味わっているかのようで、日本酒好きにはたまらない大人のスイーツです。生地はしっとりしていて上品な甘さがありますが、冷蔵庫で冷やすと味がきりっと引き締まり、さらに美味しくいただけます。
もともと江迎は炭鉱の町で、全国各地から人々が働きに来ていました。「かつて江迎に住み、今は全国におられる”江迎ゆかりの方々”に、銘酒とともに地元を思い出してほしい」という願いから作ったこの「本陣酔菓」。懐かしさと新しさがミックスした味をぜひご賞味ください。
- 「本陣酔菓」6個入り ¥1,944(税込み)/ストロベリースタイル
ストロベリースタイルのFacebook/ Instagram- 「本陣酔菓」はオンラインショップでも購入可能です
- ⇒佐世保ふるさと市場サセボーノ
ストリベリースタイルの「本陣酔菓」を3名様にプレゼントいたします。
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※価格などの情報は取材時のものです。