江能倉橋島
広島県・江能倉橋島半島の美味しいお取り寄せ5選
多くの島で形成された江能倉橋島半島。車で走ると、特徴的な橋が様々に現れ、その先には海と山という絶景が繰り返し広がります。美しく穏やかな海で獲れた海の幸を、獲れたてそのままの美味しさでいかにして届けるか、様々な努力と工夫を凝らした特産品5つを「半島は日本の台所」編集部が厳選。どれをとっても素材を最大限生かしたものばかり。
JALふるさと応援隊の広島担当・上田聡華さんにレポートしてもらいました。
- 広島・江能倉橋島半島ってこんな半島!
日常を忘れる、昔ながらの街並み……音戸銀座街で息抜き散歩
島の“酒屋さん”と“お菓子やさん”で生まれた代表スイーツ……貴醸酒香るレーズンパウンドケーキ
島のフードロス問題から生まれた新・名物郷土料理……倉橋島お宝フリット
広島県・江能倉橋島半島はわたしがナビゲートします!
PROFILE
上田聡華さん
広島県出身。2020年、日本航空株式会社に入社。国内・国際線乗務。大学時代までを広島県で過ごし、就職を機に上京。「帰省すると自然と広島弁が出てしまいます。山と海に囲まれた自然と食が豊かな広島が大好きです。趣味は旅行で、最近は自然を感じられるスポット巡りが好きです」。仕事が忙しい中、欠かせないリラックス時間は、アニメ鑑賞。実家に戻った時は、スタンダードプードルのMAXくんとの散歩も大切。東京の生活にも慣れてきたが、広島県と実家の犬に癒やしを求め、月一度帰省するほど郷土愛が強い。
発表! 広島県江能倉橋島半島地域のおすすめ特産品5選
江能倉橋島半島=広島といえば、牡蠣の養殖。その牡蠣を使った調味料や加工品、海の幸をそのまま使ったおつまみ、そして山の恵みによるオリーブオイルまで、自然溢れる江能倉橋島半島だからこそのラインナップを、上田さんに食べていただきました。
e’s selection広島牡蠣のリエット詰め合わせ
牡蠣をふんだんに使ったリエット2種「KAKIJAN -original-」「KAKIJAN -premium-」、貝柱とヒモのジャーキー「KAKIJERKeY」の詰め合わせセット。牡蠣生産者の娘さんが、子どもの頃に工場でつまみ食いをしていた時に感じたことなども商品開発の軸となっているそう。形が少し良くなかったり、サイズが満たないなどの理由ではねられてしまう規格外の牡蠣。流通に乗らなくても、食べると美味しいものばかり。それを満足して食べてもらえたらと、試行錯誤の末、ペースト状のリエットとして商品化しました。リエットの中に乾燥牡蠣を混ぜ込んだ「KAKIJAN -premium-」は、旨味がさらに増した一品です。ジャーキーも同じく、型崩れしたものでも美味しく食べてもらえるよう乾燥させ、いちばん美味しい貝柱とヒモを使用。他にはない、新しい牡蠣の味わいを楽しんでいただけるセットに。
「クセがなくてとても食べやすいリエットです! パンにオリーブオイルを少し垂らして、リエットを乗せていただきました。とってもおしゃれにも見えるので、お友達を招いたホームパーティでおもてなし料理として出したいです。牡蠣ジャーキーは噛めば噛むほど牡蠣の味がしっかりと感じられ美味しく、貝柱にしっかりとエキスが凝縮されていて贅沢なおつまみですね」(上田さん)
- e’s selection広島牡蠣のリエット詰め合わせ¥4,600(送料込み)
オンラインでの購入はこちら
・KAKIJAN-original-かきじゃん・オリジナル(70g)
・KAKIJAN-premium-かきじゃん・プレミアム(70g)
・KAKIJERKeYかきジャーキー(15g)2点
▼商品のお問合わせ先
Shirasuya e’s TEL 0823-36-6621
広島県江田島市能美町中町4941-1
安芸の島の実 江田島搾り
広島県産オリーブ100%のオリーブオイル。オリーブの実は収穫した瞬間から酸化が徐々に始まるそうですが、フレッシュさにとことんこだわる江田島オリーブファクトリーはその時間をいかに短くするかという点に尽力しています。たとえば朝8時に収穫を始めたオリーブなら夕方4時には搾油を始めます。また、品種が多いのがオリーブの特徴で、少しずつ栽培品種を増やし現在は20種類ほどのオリーブを栽培。その年にできた実をすべて搾り全品種をブレンドして、1本のオリーブオイルができ上がるという商品です。だからこそ、ワインのように毎年少しずつ味が変わるオリーブオイル。その年ごとの味わいを楽しんでみたいですね。
「カプレーゼにまわしかけてみたり、パンに少しかけたりしていただきました。オリーブの香りがよく、素材の味を引き立たせてくれるオイル。これを使って色々なドレッシングを作ってみたくなりました」(上田さん)
- 「安芸の島の実 江田島搾り」(100ml)¥4,500(送料込み)
オンラインでの購入はこちら - ※2023年の発売は11月下旬以降を予定しております
▼商品のお問合わせ先
山本倶楽部株式会社 TEL 0823-36-2206
広島県呉市音戸町田原3丁目15-10
牡蠣屋がつくった広島かきオリジナルセット
形が不揃いだったりして弾かれてしまう牡蠣はもったいないので、何かできないかと思案したことが商品開発のきっかけ。味噌に混ぜ込んでみたら美味しかったため、広島の母の味と言われる「ますやみそ」を原料に「かきみそ」が完成。「かき美醤」も特殊な製法によって発酵、熟成した旨味たっぷりの調味料。いつもの料理に数滴加えるだけで、新鮮な味や深みを楽しめます。「プレミアムスモークオイスター」は、獲れたての新鮮な牡蠣をそのまま蒸して燻製化したという濃厚な一品。どれも牡蠣生産者であり、加工業者でもあるという倉橋島海産だからこそできることです。牡蠣を大事に育てた職人たちが、さらにそのまま新鮮に味わってもらいたいという思いによって、1から100まで携わっている商品です。
「きゅうりやお豆腐と合わせたり、かきみそひとつで手軽に牡蠣の美味しさを楽しめます。味噌の中に牡蠣の身も入っているので、旨味もしっかり感じられ、チューブなので保存しやすいのもうれしい。かき美醤を卵かけご飯に少しかけてみたところ、牡蠣の風味が出てとても美味しかったです。魚介の風味がプラスできるので炒飯など幅広く料理に使えそう。プレミアムスモークオイスターは燻製なので硬めなのかなと思いきや、蒸し牡蠣を食べているかのような柔らかな食感。お酒のおつまみにはもちろん鉄分もしっかりとれる牡蠣なので、おかずの一品として活躍しそうですね」(上田さん)
- 「牡蠣屋がつくった広島かきオリジナルセット」¥4,320(送料込み)
オンラインでの購入はこちら
・プレミアムスモークオイスター(5粒入り)2袋
・かき美醤(60g)
・かきみそ(100g)2個
▼商品のお問合わせ先
倉橋島海産 TEL 0823-53-1535
広島県呉市倉橋町747-5
瞬間冷凍大粒カキフライ(20個)
「牡蠣の味がきちんと伝わるカキフライを届けたい」という思いから試行錯誤して作り上げたこの一品。獲れたその日にカキフライにしているというのがこだわり。むき身で冷凍し、その後パン解凍して調理作業、そしてまた冷凍するという段階を踏んでいるものが多いですが、こちらのカキフライは剥いてすぐフライにしたものを冷凍しているので、冷凍は一度だけ。すべて手作業かつスピード勝負で行われているそう。また、衣率が低く、衣に調味料を加えず純粋なパン粉のみを使用しているので、牡蠣本来の味わいを味わうことができます。
「実家の家族でいただきました。ひとつひとつの粒が大きくて大満足! 年齢問わずみんな大好きだと思います。食べ応え十分なので、しっかりとメイン料理になりそうですね。いつの季節でも立派な牡蠣を楽しめるのが嬉しいです。小学校の給食でカキフライが出ていたぐらい、広島では日常的なメニューですが、東京ではなかなか食べる機会がなくて恋しかったので、常備したいと思っています」(上田さん)
- 瞬間冷凍大粒カキフライ(20個)¥4,492(送料込み)
オンラインでの購入はこちら
▼商品のお問合わせ先
マルサ・やながわ水産 TEL 0120-35-0502
広島県江田島市能美町高田505-14
「ぽんカル」5種
地元で仕入れた新鮮な海の幸が、独自の技術によって“膨張発泡”させて薄く軽いおつまみに。添加物や調味料などはまったく使用せず、それぞれの素材100%。栄養素や素材の持ち味などはそのまま残しながら、気軽に食べられる形状となっている「ぽんカル」は地元の老若男女から愛されています。製造過程では油も使用していないので、とてもヘルシー。そのままお子さんのお菓子としても、ご飯に乗せたり料理のトッピングにしたり、お酒のおつまみなど、味わい方もバリエーション豊か。誰に贈っても喜んでもらえる一品となっています。
「食べ始めたら手が止まりません。素材の味をしっかり感じられて、サクッとフワッとした面白い食感。食べた瞬間に素材の香りが鼻に抜け、噛んでいくとちりめんの食感も味わえます。お菓子みたいなのにちゃんとカルシウムも摂れるところがまた嬉しい。辛いものがあまり得意ではないのですが、ピリ辛もほどよくやみつきになりますし、炭酸やお酒との相性も良かったです」(上田さん)
- 「ぽんカル」5種¥4,320(送料込み)
オンラインでの購入はこちら
各1点、5袋セット
・透かしちりめん(11g)
・透かし海老(11g)
・透かし貝柱(11g)
・ピリ辛透かしちりめん(12g)
・ピリ辛透かし海老(12g)
▼商品のお問合わせ先
ねっかけんサワノ TEL0823-51-2989
広島県呉市音戸町波多見6-5-9
謎のおつまみ?「ぽんカル」についてはさらに詳しく取材しています!→次のページへ
今回ご紹介した商品はJAL Mallで販売しています。詳しくはこちらをご覧ください。
撮影/中川正子<ロケ>、相澤琢磨<スタジオ> 取材・文/柿本真希