【発表！半島産品アワード】「半島は日本の台所賞」受賞商品はこちら！

2022年10月18日に国土交通省より「半島産品アワード」の初開催と、その受賞商品が発表されました。同省が主催するこのアワードは、全国の半島地域の自治体からの情報提供により作成されたWEBサイト「半島産品データベース」（全371品）から、「半島の食のブランド化」を図る官民連携実証事業の参画事業者7社がそれぞれ選出したもの。

国土交通省とともに半島の食のブランド化を目指す、私たち「半島は日本の台所」編集部が選出した「半島は日本の台所賞」受賞商品をご紹介します！

• ◆あわせて読みたい
  【発表！半島産品アワード】JTB・大丸松坂屋・日本航空・楽天が選出した〝半島産品〟が決定！

■「半島は日本の台所賞」　株式会社光文社

• 【受賞商品】
  ●三重県紀伊半島「熊野と香る柑橘胡椒」
  ●鹿児島県大隅半島「鹿児島で生まれた熟成の刺身－かんぱち－」

【受賞理由】
「熊野と香る柑橘胡椒」
熊野の新しい特産柑橘「新姫」を使った、これまでになかった味わいの商品。味はもちろん、パッケージも洗練されていて高級感があります。また、地元を盛り上げようとする生産者の熱い想いにもグッときます。
「鹿児島で生まれた熟成の刺身－かんぱち－」
半島地域の魚介類が新鮮なのは当たり前ですが、そこに独自の技術と秘伝のソースを加えて、手軽に一流レストランのような味を楽しめる点が素晴らしい。編集者的視点で作られたパッケージデザインも秀逸です。

●三重県紀伊半島「熊野と香る柑橘胡椒」

三重県紀伊半島、熊野市新鹿町で偶然発見され、平成9年に品種登録された新しい特産柑橘「新(にい)姫(ひめ)」。日本古来の野性種ではなく、タチバナと温州ミカンが自然交配した交雑品種であるといわれ、現在も熊野市でしか生産・収穫されない幻の果物です。その特長は、スダチやシークワーサーのように強い酸味と爽やかな香り。新姫の果皮・果汁に、熊野市産の激辛唐辛子「ハバネロ」、伊勢市二見産の天然焼塩「岩戸の塩」を合わせて誕生した、こだわりの調味料が「熊野と香る柑橘胡椒」です。

• 

• 

• 

まずは柚子胡椒とは違う、より爽やかな香りにきっと驚くはず。食べてみると、新姫の酸味と唐辛子の辛さがしっかりと効いた大人な味がクセになります。お肉、お魚、どんな食材・料理とも相性が良いですが、中でもおすすめは餃子に合わせる食べ方。柑橘胡椒によって、さっぱりと食べられるだけでなく、餃子の旨味がより引き立って、箸が止まらなくなります。

さらに、編集部のおすすめは、〝熊野と香る〟シリーズの別商品「熊野と香る万能調味料」との合わせ技！こちらは、国産大豆を使用した醤油に玉ねぎ・しょうが・にんにくを加え、さらに新姫の果汁と唐辛子をプラスしたもの。この万能調味料を、酢醤油やぽん酢などの代わりに、餃子のタレとして使ってみて下さい。万能調味料と柑橘胡椒のW使いで、今までになかった餃子の味わいがひろがります！このW使いがあれば、これからの寒い季節の定番・鍋料理が、何倍にも美味しくなりそうです。

　　　　　

●鹿児島県大隅半島「鹿児島で生まれた熟成の刺身－かんぱち－」

鹿児島県大隅半島、鹿屋市の錦江湾で鹿屋市漁協協同組合が丁寧に育てる、鹿児島県認定のブランド魚「かのやカンパチ」。このかのやカンパチの〝本当においしい食べ方〟を探求し、鹿児島大学との共同研究の末にたどり着いた独自の熟成技術「デキャンタージュ製法」によって「鹿児島で生まれた熟成の刺身－かんぱち－」は完成しました。東京のミシュラン星付き料理店でも採用された、熟成かんぱちのとろける美味しさを、手軽に楽しめる商品です。

• 

• 

• 

独自技術で6日間も熟成されたこのかんぱちは、まさに〝とろっとろ〟の新食感。口に入れた瞬間から、一般的な刺身との違いに驚きます。さらに変わるのは食感だけではなく、この熟成によってかんぱちの旨味成分は5倍以上にも高まっているのだそう（熟成前の新鮮な状態との比較、鹿児島大学によるデータ分析により証明済み）。

熟成かんぱちを十二分に堪能するなら、付属の特製ソースにたっぷり絡めて食べるのがおすすめ！特製ソースはオリーブオイルをベースに、鹿児島の薄口しょうゆ、ピンクペッパー等のシンプルな材料で、熟成かんぱちそのものの美味しさをより引き立ててくれます。お皿に残ったソースには、ぜひバゲットを浸して。それだけで旨味がたっぷり染み込んだ、ワインのおともが出来上がりです。まるで高級店の一皿に仕上がるので、おもてなしの場にもぴったり。クリスマスや年末年始、ハレの日にもどうぞ。

　　　　　　　　　　　

※価格などの情報は取材時のものです。

撮影／相澤琢磨