室津大島半島
地元めしを思いきり堪能して
海の恵みのうま味がふんだんにしみ込んだ”海鮮釜めし”に、お米からおかずまで山の恵みを堪能できる野菜たっぷり”農家ランチ”、そして朝獲れの新鮮卵を使った”究極の卵かけご飯”と、海や山の豊かな自然を景色だけでなく食で堪能できるのもこの地域の魅力です。
海鮮は地元三大人気店の
“釜めし”で堪能
連続トラス橋として世界二位(架橋当時)の長さを誇る「大島大橋」を臨む大畠(おおばたけ)地域。山口県の南東部に位置し、かつては瀬戸内航海要所の町として、そして現在は全国有数の釣り場として人気です。そんな大畠の海産物を使った名物料理の一つとして挙げられるのが「海鮮釜めし」。地元でも特に人気の3店舗をご紹介します。
目の前に広がる海を見ながら食事が楽しめる「網代」。敷地内に生け簀があり、いつでも新鮮な魚介類が楽しめるのが大きな特徴です。こちらでは地元の名産”瀬戸貝”を使った瀬戸の釜めし定食(¥2,100税込)が人気。新鮮なお刺身とともに楽しめるのが魅力です。 こだわりの内観と器がまるでカフェのようにおしゃれな「鳴門」。こちらも目の前の海景色を楽しみながら、季節ごとに変わる海鮮釜めし、鯛釜めし、そして写真の海老釜めし(¥1,750税込)といった人気メニューを堪能できます。海鮮釜めしは新鮮な海老をそのまま炊き上げた香ばしさが口に広がります。 地元の通好みな人を中心に人気なのが「瀬戸美」。こちらの海鮮釜めし(¥1,080税込)は50年以上変わらないオリジナルレシピの1種類のみで、これ目当てのお客さんが多い看板メニュー。数種入った魚介の出汁がたっぷりとしみ出ていて、素材の味が堪能できます。
農家のお母さん発
野菜と愛情たっぷりランチ
地元の都市農村交流施設の中にある農家レストラン「山里ひづみ」。農家のお母さんたちが集まって始めた食堂で、地元で採れた新鮮な野菜を使ってつくられた50食限定の日替わり定食は、栄養バランスが良く美味しいと評判です。
気軽に寄り道したくなる道の駅のような「ふれあいどころ437」は観光客だけでなく、地域の人同士が集まって交流できるようにとつくられた複合施設。太陽をたっぷり浴びた農産物の直売所やレストランなどがあり、野菜や果物の収穫体験イベントなども行われています。 施設内にある農家レストラン「山里ひづみ」では地元産のお米、そして新鮮な野菜をふんだんに使ったお惣菜が入った数量限定の日替わり弁当(¥500税込)が人気。どこか懐かしい味は農家のお母さんたちの愛情が感じられ、やさしい気持ちにさせてくれます。 お母さん達の中には元パティシエの方がいて、レストランの横には食パンやカレーパンなど焼きたてのパンから、ケーキ、クッキーなどの手づくりスイーツまで幅広いラインナップが魅力。一番の売れ筋は「米粉のシフォンケーキ」で、地元産の米粉と卵を使った安心で程よい甘さが人気です。
- 農家レストラン「山里ひづみ」へのアクセスはこちら
10種類の醤油をかけ比べ
“究極の卵かけご飯”専門店
柳井の田園風景が広がるのどかな細い坂道を登っていくと、突如現れる卵かけご飯専門店「たまごっちゃ」。朝の8時半から”究極の卵かけ朝ご飯”が楽しめると地元で噂のお店なんです。
ご夫婦が経営されるこちらのお店では、奥様のご実家で平飼いされている約100羽のにわとりからの”朝獲れ平飼い卵”を新鮮に味わうことができるだけでなく、中四国産の厳選された10種類のお醤油からお好みを垂らして、卵かけご飯をいただく楽しさがあります。
ウッディな内観は外のグリーンと対比して、避暑地の山小屋にいるかのような気分にさせてくれます。朝の気持ちの良い空間でいただく卵かけご飯は格別です。また、店内ではTシャツやトートバッグなどのオリジナルグッズや地元産の食材などが購入できます。 「たまごっちゃ」の究極の卵かけご飯がこちらのたまごっちゃセット(¥800税込)。地元産コシヒカリのご飯に朝獲れの新鮮濃厚卵をかけていただきます。卵は鶏にストレスがかからないようにゲージ内ではなく平飼いの卵で、サクサクで絶品と噂の唐揚げも地元産です。 卵かけご飯にかける中四国産の厳選された醤油は10種類も揃い、選ぶ楽しみがあります。もちろん地元産の甘露醤油も揃っていて、卵かけご飯との相性は抜群です。季節ごとにトッピングのサービスもあるので、それに合う醤油をアドバイスしてもらうのもおすすめです。
- たまごっちゃへのアクセスはこちら
※価格などの情報は取材時のものです。