男鹿半島
秋田の醍醐味”いいとこどり”
秋田といえば、男鹿半島の集落で毎年大晦日の晩に行われるおなじみの「なまはげ行事」。本来は地元の各家庭でしかできないこの行事を実際に体験してみたり、観光客に定番人気のものではなく、地元の人たちが本当に愛するローカルフードをあえて試してみたり、秋田美人にならった美容を実践してみたり…。一歩踏み込んだ体験をすれば、その土地の魅力が一層増すこと間違いありません。
鬼ではなく年の節目の来訪神
「男鹿のナマハゲ」を体験
「泣く子はいねが~?」と大声で叫びながら包丁を振りかざして家にやってくるなまはげ。実はそのなまはげは鬼ではなく、厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす神の使いとして地元では大切にもてなされています。
いろりで長く暖を取ると手足にできる火斑を「なもみ」と言い、その怠け心を戒める”なもみ剥ぎ”が訛ったといわれているなまはげ。毎年大晦日、各家庭がこの一年きちんと過ごしていたかを確認するために訪れる、年の節目の「なまはげ行事」は毎年絶やすことなく継承されています。
大みそかの晩、なまはげを迎える家では昔から伝わる作法により、料理やお酒を準備して丁重にもてなします。なまはげは台帳を確認しながら「山の上からあなたたちをすべて見ている、台帳にはこんなことが書いてあるけど怠けずちゃんとやっているのか?」と年末にくぎを刺します。また地域によって面の意匠が全く異なり、写真のように角のないなまはげもいます。 男鹿地方にある昔ながらで風情のある曲家(まがりや)民家の「男鹿真山(おがしんざん)伝承館」ではなまはげの歴史だけでなく、年末行事を実際に体験することができます。また隣接する「なまはげ館」では、各地区ごとのなまはげを一挙に見れるブースや、グッズが購入できる売店などもあり、なまはげの魅力を十分に堪能することができます。 毎年2月の3日間、真山神社で行われる「なまはげ柴灯(せど)祭り」。900年以上前から毎年この神社で行われている神事「柴灯祭(さいとうさい)」と、民俗行事「なまはげ」を組み合わせた冬の名物行事で、なまはげが雪山から降りて境内を練り歩いたり、迫力ある舞や太鼓で観客を魅了します。(※コロナ禍により一部内容の変更もあります。) なまはげを堪能したあとに買って帰りたいのがこちら。赤、青、黄色とデザインが異なる3種類のシートパックで見た目の楽しさはもちろん、代謝促進作用が高く、抜群の保湿力で水分を抱え込む「プロテオグリカン」をサケの鼻軟骨から抽出する技術を大学と連携して開発&導入。実は機能も優れた高級パックです。ナマハゲフェイスパック各¥1,100(1枚入り)
王道をあえて外して魅力発見!
通はローカルフードを選択
海鮮丼にきりたんぽ…、”秋田といえば”で思い浮かべる有名な料理はたくさんありますが、あえて王道を外し、地元の人たちが本当に愛するローカルフードを食べてみては? ちょっと通になった気分で食材そのものの美味しさをあらためて発見してみるのはいかがでしょう。
【その1:「海鮮屋」のフライ定食】<br>新鮮な海の幸が並ぶ男鹿海鮮市場にある「海鮮屋」。多くの観光客は海鮮丼、地元の人は旬の魚をフライした「フライ定食」をオーダーするため、そこで観光客か地元の人かがわかるくらいなのだとか。「美味しい魚って生で食べるだけじゃないんだ !」と魚の美味しさを新たに発見させてくれるというフライ定食。お刺身も小鉢で付いているので、鮮魚も楽しめるのもうれしいポイントです。 【その2:だまこ鍋】<br>秋田の名物として、木の棒に巻き付けて焼いたうるち米を入れた「きりたんぽ鍋」が一般的には有名ですが、男鹿の人々は実はほとんどきりたんぽ鍋を食べないのだそう。食べるのは「だまこ鍋」という棒に巻き付けずに団子状にまるめたうるち米を入れた鍋。あきたこまちの粒感を残しつつすり潰して丸めただまこは、きりたんぽに比べて煮崩れしにくく、モチモチとした食感が特徴。お取り寄せで試してみて。 【その3:石焼料理】<br>
男鹿で食べることのできる地元料理。もともと漁師料理だったこちらは、魚介、野菜などの具材を入れた木桶の中に400度に熱した焼き石を入れ、瞬間沸騰させる海鮮鍋。短時間で熱を加えることにより、魚介の出汁が味噌ベースのスープにギュッと染み出し、五感を刺激します。季節ごとに獲れた海鮮を入れていただくこちらは寒くなる季節にぴったり。現地でぜひ試してみたい一品。
一部お取り寄せも可能
全集中で秋田美人に!
秋田といえば思い浮かぶのが「秋田美人」。せっかく行くのなら、旅を通して美容に注目するのもアリです。地元の人が実際に行ったり食べたりしている美人の秘密を実践して、リフレッシュついでに週末に集中美容をして自分自身をワンランクUPさせませんか?
【モール温泉】<br>500万年前の海水が地層水となった琥珀色の源泉「モール温泉」。短時間でぽかぽかと温まる効果があり、天然保湿成分が含まれたとろみのあるまろやかな泉質は、美肌の湯として地元でも人気です。「ポルダー潟の湯」という温泉施設と「ホテルサンルーラル大潟」内で“秋田美人”を実感できます。 【モール温泉の素】<br>皮膚の脂肪や分泌物を乳化し、肌をなめらかにしてくれる「モール温泉」。とろみがあり、保湿成分たっぷりで天然の化粧水ともいわれるこちらの温泉ですが、温泉分析値を基にブレンドした温泉の素をお取り寄せすることが可能。自宅で琥珀色の美肌温泉を気軽に楽しむことができます。<br><a href=https://26816.com/shopdetail/000000001148/ target=”_blank”>購入HPはこちら</a> 【アトリエふうろのクロモジェラート】<br>
一日わずか30分の素潜り漁でしか取れない希少な海藻「クロモ」。粘りとプチプチとした食感が特徴で、抗酸化成分であるβカロチンや鉄分を多く含む栄養価の高い食物です。こちらが入った「くろもジェラート」はほんのりとした塩味と、日本酒がアクセントの大人のデザート。「あとりえふうろ」で楽しむことができます。【からだ整う菊芋シリーズ】<br>”食べるインシュリン”として糖尿病や高血圧予防、免疫力のUPを助ける食材として注目されている「菊芋」。低糖質、低カロリーで便秘にもよいスーパーフード。菊芋の名産地でもある男鹿では無農薬・有機肥料で栽培され、チップスやお茶で手軽に取り入れられるのが魅力です。<br><a href=https://hiromaru.co.jp/ target=”_blank”>購入HPはこちら</a> 【さかなの味噌】<br>
実はこの味噌、大豆を使わずに骨ごと魚を使い、麹とおからと塩だけを加えたもの。カルシウムや血液をサラサラにするEPA、DHAが豊富に含まれ、人工添加物や合成着色料は一切不使用。料理に深みを与え、美容にも良い発酵食品です。はたはた、真たら、真あじの3種類でオンラインでの購入も可能。<br><a href=https://wataru-k.com/?tid=8&mode=f7 target=”_blank”>
購入HPはこちら</a>
※価格などの情報は取材時のものです。