渡島半島
記憶に残る「青の洞窟クルーズ」
渡島半島の福島町に、道南唯一の「青の洞窟」があることをご存じですか? 洞窟の内だけでなく、洞窟に向かうまでの道のりでも絶景が広がり、野生動物ともたくさん出会える、渡島半島の「青の洞窟クルーズ」。他で体験できるクルーズとは一味ちがう魅力をご紹介します。
渡島半島の「青の洞窟クルーズ」が注目される理由


青の洞窟とは、半没状態の海に面した洞窟であり、太陽の光が海底に反射して届くため海面が青く輝くというもの。全国各地に青の洞窟はありますが、道南唯一の青の洞窟は、他の洞窟に比べて入り口が狭くて洞窟内が広く、その輝きが一面に広がる光景はまさに絶景だと名高いのです。
また、洞窟内だけではなく、洞窟へ向かう道中にも魅力が盛りだくさん。陸では道路がない大自然の中をクルーズできるため、様々な野生動物に出会えたり、厳しい自然のなかで形成された奇岩を見ることができるんです。
クルーズ中に出会える「アオサギ」。 陸だけではなく海の中でも野生動物との出会いが。4~6月中旬だとイルカに高確率で出会えるそう。また、マグロが水中からジャンプしている姿を見れることも。 クルーズ中に出会える「蝦夷鹿」。 クルーズ中に見ることができる「オバケ岩」と呼ばれる奇岩。 クルーズ中に見ることができる「熊岩」と呼ばれる奇岩。 クルーズ中に見ることができる「天秤岩」と呼ばれる奇岩。
ドローンでの記念撮影ができる「岩部クルーズ」

渡島半島で体験できる「青の洞窟クルーズ」の1つ目が「岩部クルーズ」。手つかずの大自然が残る道南の秘境・岩部海岸を、11人乗りの小型船で探検します。岩部漁港からツヅラ沢まで片道約4キロの航路を、75分かけてたっぷり周遊するこちらのクルーズには2つの魅力があります。
まず、ドローンを使用し乗船者の記念撮影サービス。圧倒的な大自然の前で写真におさまることができ、通常では絶対に撮ることができないアングルからの記念撮影が可能。乗船するほとんどの方々が画像提供サービスを利用するそうです。

そして、乗船する小型船が「グラスボート」であること。本格的なグラスボートは透き通った海中の魚やウニなど、岩部海岸の生態系を直接覗き込むことができて、幻想的な海の景色を楽しめます。
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船長のユーモア溢れるガイドが楽しめる「矢越クルーズ」


渡島半島「青の洞窟クルーズ」の2つ目が「矢越クルーズ」。2014年に開業した道南初の青の洞窟クルーズです。知内町小谷石の矢越漁港から出発し、福島町岩部海岸までを約80分かけて周遊します。キャプテンによるガイドトークや、場面にマッチしたBGMを流してくるサービスが人気で、岩部海岸や動物たちの解説を楽しく聞いたり、船長との掛け合いを楽しみたい方におすすめなクルーズになっています。
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※価格などの情報は取材時のものです。