幡多半島
「だしが良くでる宗田節おかき」
“カツオのたたき“の本場・高知県では、カツオの消費量がなんと全国平均の約4倍!そのカツオ愛は深く、あらゆる料理のだしに、かつお節が重宝されています。幡多半島では通常のかつお節とは異なり、土佐清水市で獲れたソウダガツオで作る「宗田節」が特産品! だしの材料として主にプロの料理人が使う宗田節を手軽に楽しめる「宗田節おかき」をご紹介します。
水揚げから製造、出荷まで
土佐清水は日本一の「宗田節」生産地
太平洋に面し、黒潮がぶつかる土佐清水は、高知県内でも有数の港町。土佐清水を中心に獲れる「ソウダガツオ」(別名「マルソウダ」※高知県では「メジカ」と呼ばれる)は、高知県が全国一の捕獲量を誇ります。かつお節とは異なり、ソウダガツオで作る節は「宗田節」と呼ばれ、通常のものと比べて血合いが多いため、コクのある味と濃厚な香りが特徴です。風味が強く、蕎麦・おでんなどの有名店に重宝され、そのほとんどが業務用として流通しています。
ソウダガツオは非常に鮮度が落ちやすく、漁港の近くでしか加工ができません。そのため土佐清水には「節納屋(ふしなや)」と呼ばれる加工場が集まっており、水揚げから節の製造・出荷まで行う、日本一の宗田節生産地となっています。
水揚げされたソウダガツオは、職人の長年の経験と勘で熱湯で煮た後、余分な部分を全て手作業で取り除きます。そして5~6日間の乾燥と燻しを経て、最後に天日干しで仕上げてようやく宗田節に。そんな土佐清水は町中が宗田節の香りに包まれているんです。
自宅で完成する“だし醤油”や手軽な“だしパウダー”
普段の料理をランクアップさせる「宗田節のだし」
節納屋の従業員が、割れた宗田節を醤油に漬けていたことをヒントに、宗田節が入った瓶に醤油を注ぐだけで風味豊かな”料亭風だし醤油”ができる「だしが良くでる宗田節」が誕生。この出来上がった“だし醤油”で食べる卵かけご飯は絶品なんです!
2010年から個人向け販売も開始したところ、瞬く間に数百本売れる大ヒット商品に。翌2011年には「高知県地場産業奨励賞」を受賞しました。自宅にある薄口、濃口、減塩など、どんな醤油でも瓶に入れて冷蔵庫で2週間熟成させるだけ! 開封から約1年間、宗田節からだしが出続けるので、コスパが良すぎると評判です。
「だしが良くでる宗田節」で作った“だし醤油”と、ぜひ合わせて使ってほしいのが「宗田節だしパウダー」。旨みと香りはもちろんのこと、骨ごときめ細かいパウダーにしているのでカルシウムも豊富! 原材料は宗田節だけ。添加物・塩分不使用なので、健康と美容にも嬉しい調味料です。
「高知県お土産ものコンクール」大賞受賞!
宗田節のだしの旨み溢れる“おかき”
日本橋三越本店・伊勢丹新宿本店などに「王様堂本店」を構える、大正十三年創業の老舗米菓製造企業「王様製菓」との共同開発で、宗田節を使った新たな銘菓「だしが良くでる宗田節おかき」が誕生しました。宗田節だしパウダーを贅沢に生地に練り込んで焼き上げたおかきで、ビールにも合うお菓子として評判です。砕いてお茶漬けに加えれば、食感のアクセントと宗田節のだしで、より風味豊かな味わいになります。
“東京から最も移動時間を要する秘境ともいわれる、土佐清水の魅力を伝えたい”という熱い想いが込められたこの宗田節おかきは、 2015年に「高知県お土産ものコンクール」で大賞を受賞、また「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー[自治体が勧める地域の逸品(まちの逸品)部門]」で優秀賞を受賞するなど、県内外から高い評価を受けています。
味は、宗田節味とカレー味の2種類。どちらも宗田節だしパウダーがふんだんに使われています。公式サイトをはじめとする各ECサイトほか、都内では高知県アンテナショップ「まるごと高知」でも購入可能です。
ウェルカムジョン万カンパニーの「だしが良くでる宗田節おかき」を3名様にプレゼントいたします。
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※価格などの情報は取材時のものです。